現代社会学部鈴木ゼミ生は、2026年8月18日に鴨川デルタにて鮎釣りを体験しました。今回は、京都府内水面漁業協同組合連合会の主催、京都賀茂川漁業協同組合のご協力のもと、普段あまり川釣りに馴染みのない学生が鮎や川の魅力について学ぶため、「友釣り」と「ルアー釣り」の2種類の釣りに挑戦しました。学生は実際に川に入り、鮎の生態や釣り方について教えていただきながら、鴨川と高野川の豊かな自然と川とともに受け継がれてきた漁業の文化を体験しました。
当日の集合写真
友釣りを体験するゼミ生

ルアー釣りを体験するゼミ生
体験にあたっては、京都賀茂川漁業協同組合の澤 健次氏と鮎釣り師の谷口 舞氏から、鮎の生態や鴨川の環境、釣り方について教えていただきました。鮎釣りの代表的な釣り方である「友釣り」と、近年に行われるようなった「ルアー釣り」に挑戦しました。友釣りは鮎の縄張りを守る習性を利用した、独特な釣り方です。鮎の動きや川の流れを感じながら取り組みました。ルアーを使った鮎釣りは、友釣りとは異なる方法で鮎を狙うため、ルアーの動かし方や鮎がいそうな場所を考えながら取り組みました。実際に2つの釣り方を体験してみることで、それぞれの難しさや面白さを知ることができました。
また、釣りを体験するだけでなく、鴨川の水の流れや川底の様子を直接感じることで、鮎が暮らす河川環境についても考える機会となりました。
体験中の様子
今回の体験では、鮎の釣り方だけでなく、漁業協同組合が行っている活動についても学びました。京都府内の漁業協同組合では、鮎の放流や魚の生息環境の保全、釣りのルールづくりなど、豊かな河川環境を守るための取り組みが行われています。
一方で、近年では鮎釣りをはじめとする遊漁者の減少も課題となっています。実際に鮎釣りを体験した学生からは、「もっと若い世代にも鮎釣りを知ってもらいたい」「釣りをきっかけに川に興味を持ってもらえるのではないか」といった声も聞かれました。
今回の体験は、鮎を釣る楽しさだけでなく、鮎が暮らす川を守ることや、地域の漁業文化を次の世代につないでいくことについて考えるきっかけにもなりました。今回の鮎釣り体験を終えた後、ゼミ生は「ルアー釣りを若者に広める」をテーマに、京都府内水面漁業協同組合連合会や京都府内の漁業協同組合の方々とワークショップを行う予定です。友釣りとルアー釣りの両方を実際に体験したからこそ分かった、それぞれの魅力や難しさをもとに、若い世代が鮎や川に興味を持つためには何が必要なのかを考えていきます。
ゼミ生の声
- 友釣りとルアー釣りの両方を体験して、それぞれ違った面白さがあることを知りました。
- 実際に川に入って鮎を釣ることで、普段見ている鴨川をいつもとは違った視点から見ることができました。
- 鮎釣りを体験するだけでなく、川を守っている漁協の方々の話を聞くことができ、鮎や川を次の世代につないでいくことの大切さを感じました。
鈴木ゼミでは、今後も京の水文化の魅力を学び、発信していくこととしています。