7月31日、法学部 岡部 正勝 教授ほか3名の教員が、山口県社会福祉協議会が主催する「児童虐待対策専門分野研修【警察部門】」において、児童虐待対策を担当する職員に対し、講師として講演を行いました。研修には、山口県内の児童相談所や市町の児童福祉担当部門、公立学校などに勤務する職員39名が参加しました。
各教員は本学の「社会安全・警察学研究所」の所員でもあり、これまでに同研究所が行ってきた児童虐待対策に関する知見を活かして様々な観点から内容を組み立て、講演を行いました。各教員の講演テーマは次のとおりです(講演実施順)。
〇法学部 増井 敦 准教授(社会安全・警察学研究所 所員)
「統計からみる山口県の児童虐待対応の構造的特徴‐発見から初期対応を中心に‐」
〇法学部 田中 駿登 助教(社会安全・警察学研究所 所員)
「いわゆる司法面接とその現状について:初期聴取も含めて」
〇法学部 岡部 正勝 教授(社会安全・警察学研究所 所長)
「警察組織の基本と刑事介入」
〇法学部 須賀 博志 教授(社会安全・警察学研究所 所員)
「児童福祉部門と警察との人事交流」
また、講演後に行われたグループワークにおいても、受講者の関心に応えられるよう質疑への回答などを行いました。


受講者からは「専門分野はとても興味深く、特に警察分野別研修は今後役に立つものであった」「統計からみた山口県の児童虐待への対応の実態と課題も、なるほどと思うことばかりだった」「司法面接や初期聴取についての説明はとてもわかりやすく、実践する際に大切なことがよくわかった」「警察組織についての話は普段聞くことがないので、仕組みがよく理解できた」などの感想があり、概ね好評のうちに終了しました。
岡部 正勝 教授(社会安全・警察学研究所 所長)は、「研究の知見を第一線の実務に携わっている方々に還元できたことは、社会貢献として非常に有意義なことだったと思います。これからも、研究業績の充実とその社会への還元に努めて参りたいと考えています」と話していました。