情報理工学部では、成績優秀者に対して、4年次生春学期末で学部を卒業し、秋学期から引き続き大学院先端情報学研究科に進学できる早期卒業制度を設けています。
2026年8月6日(木)、情報理工学部4年次生で早期卒業候補者の淺野 友嗣さんのコロキウムを開催しました。本公演では、淺野さんの卒業研究であるテーマについて発表し、今後の展望についても語りました。
コロキウムは対面およびオンラインによるハイブリッド形式で開催し、教職員および学生が約30人参加して活発な議論を行いました。
講演概要
講演者:情報理工学部4年次 淺野 友嗣さん(棟方研究室)
題目:「インタラクティブコンテンツの振動フィードバックに関するユーザー嗜好の実験的調査- 操作部一体型振動提示と操作部分離型振動提示の比較を通して - 」
インタラクティブコンテンツは、娯楽のためだけではなく、社会的交流の推進やリハビリテーションのモチベーション維持に寄与するなど、多様な目的で利用されている。このようなコンテンツにおいて、内部で起こる出来事を適切かつリアルタイムに認識し、現実世界のような体験として実感できることが重要となる。
そこで本研究では、身体感覚に直接情報を提示でき、種々のインタラクティブコンテンツにおいて主に採用されている振動フィードバックに着目する。特に、一般的に普及している家庭用のゲーム機において、操作部から提示する操作部一体型振動提示と、操作部とは異なる身体部位に提示する操作部分離型振動提示について、振動の知覚、操作性、身体的負担およびコンテンツ体験の観点を踏まえたユーザー嗜好を実験的に調査する。
本発表では、健常者を対象として、振動パターンの記憶、振動強度に基づく探索、時間パターンの識別、振動強度の変化に対する判断、および三次元空間内における接触・衝突を扱う5種類のゲームを用いて実施した評価実験について報告する。


