2026.07.29

アントレプレナーシップ学環・先端情報学研究科の学生が京都試作ネット25周年・京都試作センター20周年記念イベントに協力

京都試作ネット設立25周年および京都試作センター設立20周年を記念するイベントに、京都産業大学アントレプレナーシップ学環の学生と大学院先端情報学研究科の大学院生が協力しました。
今回の取り組みでは、本学のファブスペースを活用した「25周年記念IDタグ」の試作・量産と、記念式典における対話型展示「未来を語る京都シサク屋台」の企画・運営を行いました。

量産まで取り組んだ「25周年記念IDタグ」

学生と大学院生によるチームで、「25周年記念IDタグ」の試作・制作に取り組みました。
制作には、本学のデジタルものづくり拠点であるファブスペースを活用しました。
学生たちは3Dプリンターによる試作を重ね、造形状態や仕上がりを確認しながら製作条件を検討しました。その後、記念式典での配布に向けて、複数台の3Dプリンターによる量産に移行。機材トラブルへの対応や生産スケジュールの調整、造形物の品質確認を行いながら、必要数を製作しました。こうした一連の工程を通じて、学生たちは一つの試作品をつくることと、品質を維持しながら量産することの違いを経験しました。
制作に参加した学生は、次のように振り返っています。
「授業で学び、できるようになったことが実際の仕事になったことで、今後の活動のモチベーションになりました。また、量産する過程で機材のトラブルや生産管理、品質管理といった、試作とは違う難しさを経験することができました」

「未来を語る京都シサク屋台」で企業と学生が交流

記念式典当日には、学生と大学院生が「未来を語る京都シサク屋台」を企画・運営しました。
会場には、実際に営業で使用されている屋台を設置。学生が今後挑戦したいビジネスやプロジェクトのアイデアを掲示し、その場で「屋台ピッチ」を行いました。屋台の周囲には企業経営者や技術者、学生が集まり、立場や世代を越えた対話が生まれました。学生は、自身のアイデアについて実践者から直接助言を受けるとともに、京都のものづくり企業が培ってきた知見や経験に触れました。
参加した学生からは、
「資料の作り方について具体的なアドバイスをいただき、非常に参考になりました」
「類似事例や実践的な意見を直接聞くことができ、貴重な経験と知見を得ることができました」
といった感想が寄せられました。

継続的な交流を次の共創へ

本学と京都試作ネットはこれまでにも、ものづくり企業の経営者と学生が仕事やキャリアについて語り合う座談会や、京都の経営者と学生が本音で交流するイベントを実施してきました。
こうした交流が、今回のファブスペースを活用した記念品の試作・量産や、企業と学生が対話する展示の企画・運営へと広がりました。
なお、2026年7月から京都試作ネットの代表理事を務める有限会社グッドウッドKYOTO代表取締役社長の辻本裕哉氏は、本学の卒業生です。
本学は今後も、京都試作ネットや地域企業、卒業生との連携を通じて、学生が社会の実践者と協働し、ものづくりや新たな価値の創造に挑戦できる機会をつくっていきます。

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