2026年7月1日、経済学部の玉木俊明教授が、世界的に著名な出版社RoutledgeからMerchants in Global Economic History: Intermediation, Information, Trust, and Exchangeという本を出版しました。
同書は、世界経済史を5-7万年前の出アフリカから現代まで書いた野心的研究であり、人類の歴史をHomo mobilis(移動する人)とHomo faber(作る人)の相互関係から成り立っていると言う前提に立ち、特にHomo mobilis を中心にして考察したものです。経済史研究の中心は生産に置かれていたのが、移動を中心に論じています。
フェニキア人・カルタゴ人、ソグド商人、ムスリム商人、アルメニア人、セファルディム(イベリア系ユダヤ人)、ポルトガル人、スペイン人、オランダ人、イギリス人などが交易地域を拡大し、それによって市場経済を拡大していったというのが本書の骨子です。
このようなタイプの著書は国際的にも少なく、今後、大きな議論を巻き起こすのではないかと期待されます。