6月3日(水)、生命科学セミナーを開催しました。今回は、産業生命科学科の西田 貴明教授および高橋 純一准教授を講師にお迎えし、それぞれ「産学官連携による山岳域のグリーンインフラの社会実装研究」、「対馬におけるニホンミツバチの養蜂文化と生物学的特殊性」と題した講演を行っていただきました。
当日は、教員、大学院生、学部生を含む多くの参加者が聴講し、活発な質疑応答や討論が行われ、大変有意義な時間となりました。
3年次生の鹿野 皓平さんは、「防災減災に効果があるグリーンインフラの認知度は全国的に低いということを知りました。この点について質問したところ、2027年に横浜で開催されるグリーンエキスポが認知度アップに繋げられると伺い、その効果に期待したいです。また、研究室で行われているグリーンインフラの社会実装に向けての具体的な取り組みに興味を持ちました。」と感想を述べました。
3年次生の森田 玲加さんからは、「セイヨウミツバチの女王バチとニホンミツバチの雄バチの間では交尾自体は成立するものの胚発生が途中で停止するため、子孫を残すことができないという話が印象に残りました。交尾が成立しても正常な子孫が生じないという生殖的隔離の仕組みを具体的な事例から学ぶことができました。また、対馬では蜂洞と呼ばれる伝統的な巣箱が現在も利用されており、養蜂文化がニホンミツバチの保全や地域個体群の維持に重要な役割を果たしていることを学び、生物と人との関わりの深さを実感しました。」との感想をいただきました。
今回のセミナーを通して、生命科学部の研究成果に触れるとともに、参加者の探究心をさらに深める貴重な機会となりました。
