東北大学と京都産業大学の共同研究グループは、放射光施設フォトンファクトリーを利用した角度分解光電子分光実験を行い、Eu(Ga,Al)4の内部を動く電子の状態を精密に観測しました。その結果、ガリウム(Ga)をアルミニウム(Al)に置き換える過程で、特定の組成において新たなフェルミ面が出現する「リフシッツ転移」を発見しました。新たに現れたフェルミ面が、スキルミオンの有無や大きさ、並び方を決定していることを突き止めました。これは、伝導電子がスピンの向きを揃えるRKKY相互作用が、極小スキルミオンの形成と多様性をもたらすことを示しています。この成果は、電子状態を変化させることでスキルミオンの大きさや形状を自在に設計・制御できる可能性を示したものです。
本研究成果は2026年4月13日10時(英国時間)、科学誌Nature Communicationsに掲載されました。
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リリース日:2026.4.13