2026年4月4日、日本大学理工学部駿河台校舎(タワー・スコラ)で、研究会「太陽系小天体観測のこれまでとこれから-軌跡そして未踏地へ-」が開催されました。本研究会は、国立天文台で長年にわたり太陽系小天体研究をけん引し、2026年4月1日より京都産業大学 神山宇宙科学研究所長に就任した渡部潤一氏の退職を記念して実施されたものです。会場参加に加えオンラインでの参加もあり、国内外から200人を超える関係者が集いました。
当日は、彗星、小惑星、流星群、太陽系ダスト、恒星間天体など、太陽系小天体研究に関する幅広いテーマで講演が行われました。
京都産業大学からは、河北秀世 教授(理学部/神山宇宙科学研究所 副所長)が「彗星分子のオルソ/パラ比は何を語るか?」、新中善晴 専門員(研究機構/神山宇宙科学研究所 所員)が「太陽系彗星の研究手法で探る恒星間天体」と題して発表し、それぞれ最新の研究成果を紹介しました。さらに、研究会終盤には、渡部潤一氏(神山宇宙科学研究所長)による最終講義「太陽系小天体の謎に挑んで―これまでの軌跡、奇跡そして輝石―」が行われました。
研究会では、長年にわたり太陽系小天体研究を牽引してきた渡部氏の歩みを振り返るとともに、その学術的功績と、国内外の多くの研究者や教育関係者に与えてきた影響の大きさが改めて共有されました。また、講演やビデオメッセージ、座談会を通じて、太陽系小天体研究のこれまでの到達点と今後の展望について活発な議論が交わされました。
本学および神山宇宙科学研究所は、彗星や恒星間天体をはじめとする太陽系小天体研究を推進し、天文学のさらなる進展に貢献してまいります。
河北教授の講演の様子
(撮影:松岡 義一様)
座談会の講演の様子
(撮影:松岡 義一様)
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新中さんの講演の様子
(撮影:松岡 義一様)
渡部教授の講演の様子
(撮影:松岡 義一様)
座談会の様子
(撮影:松岡 義一様)

渡部教授の講演の様子
(撮影:松岡 義一様)