2026.03.13

海外フィールド・リサーチ現地レポート(カーティン大学②)

コテスロービーチでの集合写真

オーストラリアのカーティン大学で実施する海外FRプログラムについて、レポート第2弾です。

カーティン大学の海外FRプログラムに参加した学生は、3週間の研修を終え3月8日(日)に帰国しました。
参加学生がプログラムの後半を振り返りました。

カーティン大学のレポート第1弾は、こちら!

海外フィールド・リサーチ現地レポート(カーティン大学)


 (国際関係学部1年次 岡本 倫太朗)

2026年2月14日から3月8日にかけて、オーストラリア・西オーストラリア州のカーティン大学にて海外フィールドリサーチプログラムが実施され、学生21名が参加しました。
今回は、プログラム後半の私たちが体験した学びと交流の様子をお伝えします。

オーストラリアの多文化主義と先住民文化

プログラムの第二週目では、私たちはオーストラリアの多文化主義発展の歴史と先住民であるアボリジナル・ピープルの文化と歴史について学びました。

2月23日:多文化主義
英語講義の一環として、オーストラリアの多文化主義の歴史と現状を学びました。移民受け入れの変遷や、現在の多文化主義に至る過程の衝突と和解の歴史などについて講義を受けた後、午後はカーティン大学のボランティア学生たちとの交流を行いました。現地の学生と英語でコミュニケーションを行う貴重な時間となりました。

講義の様子

2月24日:先住民アボリジナル・ピープルの文化と歴史
この日は実際にアボリジナル・ピープルの方々をお迎えし、キャンパス内にある植物を巡りながらその歴史や伝統的な活用法を学ぶフィールドワークを行いました。
また、学内施設である「ジョン・カーティン・ギャラリー」では、「盗まれた世代(Stolen Generations)」という悲痛な歴史についても直接お話を伺いました。また、盗まれた世代の方々の残した芸術作品の鑑賞を行い、アボリジナル・ピープルの歴史についての理解を深めました。

アボリジナル・ピープルの方から写真上部にある葉の使い方について学んでいる様子

Instagramツアーへの参加と最新技術の体験

2月25日 午後:インスタグラムツアー 
午後は、SNSで人気のスポットを巡るインスタグラムツアーに参加しました。マタガラップ橋やブルー・ボートハウス、キングスパーク、コテスロービーチなど、パースを象徴する観光地やランドマークを巡り、写真を撮るなどして楽しい時間を過ごしました。

2月26日:最先端技術の施設「HIVE」見学
カーティン大学が誇る没入型ビジュアライゼーション施設「HIVE(Hub for Immersive Visualisation and eResearch)」を訪問しました。研究を支える技術の説明を受け、実際に最先端機器に触れさせていただき、行われている研究や機器についての説明を受けました。

HIVE見学の様子
ベルタワー前での集合写真

ロットネスト島観光

2月28日はフェリーに約1時間、ロットネスト島へ向かいました。「世界一幸せな動物」として知られるクオッカを実際に目にすることができました。クオッカは触れることが禁止されているため、触れることはできませんでしたが、各々写真を撮るなどし、その可愛らしい姿を観察しました。また自転車でサイクリングしながら島内を巡りました。ツアーガイドの方に続いて島内の人気スポットを巡った後の自由時間では各々が自由に島での時間を過ごしました。筆者はビーチで泳いだり、ビーチバレーを楽しんだりして、素晴らしい時間を過ごすことができました。

ロットネスト島での集合写真

最終プレゼンテーション

3週目に入ると、これまでのフィールドリサーチで学んだことや興味を持ったことをまとめるプレゼンテーションの準備が始まりました。より伝わる構成やスライド作成の手法、プレゼンテーションで有用な英語を学び、21名それぞれが英語で、パースで学び、感じたことを3~5分で発表しました。筆者も興味を持ったことをより深く理解し、仲間のプレゼンテーションを通して、さらに多くのことを理解し、全員の成長を実感することができました。

最終プレゼンテーションの様子

終わりに

パースとカーティン大学で過ごした3週間は、私たちにとって新たな経験と学びに満ちた、かけがえのない時間となりました。フィールドリサーチで得た知見や思い出は、一生を支える貴重な記憶になると確信しています。
今回のプログラムでは、語学力の向上にとどまらず、オーストラリアの多文化主義や環境保護政策を学び、日常生活で実際に体感することができました。また、自身の考えを英語で言語化して伝える発信力、そして仲間と協力して問題を乗り越える問題解決能力など、多くの実践的なスキルを身につけ、磨くことができました。
さらに、ホストファミリーとの生活を通じて、異なる文化の価値観やライフスタイルに深く触れたことは、私たちの視野を大きく広げてくれました。このフィールドリサーチで得たすべての経験を糧に、これからの大学生活、そしてその先の将来へと繋げていきたいと思います。