2月12日(木)に生命科学部 バイオフォーラムを開催しました。
今回は、関西医科大学・附属光免疫医学研究所の福山 英啓 先生を講師にお迎えし、「次世代ワクチン開発」の演題で、ご講演いただきました。
福山先生は、免疫系の主要プレイヤーである抗体を中心に、ワクチンやB細胞に関する免疫学研究を行ってこられました。

今回は、複雑精緻な免疫の世界を非常にわかりやすくイントロとして説明下さった後、アルツハイマー病やインフルエンザウイルスに対するワクチン開発の研究や、ワクチンが効力を発揮するために重要な役割を担うアジュバントとしてビタミンDが作用を持つこと及びその作用機序を解明した研究について解説下さいました。さらには、対象となる物質の「構造」を認識するパワフルな抗体の作出、そして光誘導を用いた副作用の少ない抗癌療法となる光免疫療法についても最新のトピックスをご紹介頂きました。私たちの健康に直結する身近かつ重要な存在であり、複雑精緻を尽くした機構からなる「免疫システムの世界」を紐解く解説と、これからの夢の医療への期待を掻き立てるお話に、聴衆は興味深く聞き入りました。当日は研究者、大学院生、1年生を含む学部生などが参加され、活発な質疑、議論が行われました。