情報理工学部の学生5名が、インクルーシブな遊び場をテーマに情報技術を活用した新たな遊びを考案し、2026年2月14日に山城総合運動公園にて発表会を実施しました。本プロジェクトは、情報理工学部伊藤慎一郎研究室による2025年度「情報理工学特別研究I」の一環として行われたものです。
本取り組みは、京都府および公益財団法人京都府公園公社が推進する、山城総合運動公園(太陽が丘)の芝生広場および公園センターを、すべての人が安心して「遊びたい!」と思える場『インクルーシブエリア』として位置づける活動と連携したものです。遊具の整備や、誰もが安心して利用できる運営体制づくりを進める中で、誰もが参加できる遊びのあり方を社会とともに考えるイベント「インクルーシブDAY」に学生たちが参加しました。
現地での観察や対話を通じて得られた気づきや課題をもとに、学生たちはデジタル技術を活用した遊びを提案。身体的・感覚的多様性を踏まえ様々な人々がともに楽しめる体験づくりを目指しました。制作には、本学ファブスペースの3Dプリンタやレーザーカッター等のデジタルファブリケーション技術、センサーやマイコンを組み合わせたフィジカルコンピューティングを活用し、実際に触れて体験できるプロトタイプ作品を制作しました。
発表会では、インクルーシブな遊び場の関係者に向けてプレゼンテーションを行い、デモンストレーションを通じて実際に体験していただきました。現場での運営や今後の展開を見据えた具体的な意見交換も行われ、実装に向けた課題や可能性が共有されました。
本プロジェクトは、技術開発にとどまらず、社会課題と向き合いながら共創的にアイデアを形にする実践的な学びの機会となりました。今後は、インクルーシブな遊び場で開催されるイベントにおいて一般公開することを目指し、さらなる改良と検証を進めていきます。
学生のプレゼンテーションの様子①提案名:Inclusive Lumina-Sonic 20
学生のプレゼンテーションの様子④提案名:叩きまくれ!飛び出す土管ゴースト
提案のプロトタイプの構造と技術的な仕組みを説明する様子






