2026.01.21

若い太陽系外惑星は「ふわふわ」だった~理学部 米原 厚憲 教授らの国際共同研究がNature 誌に掲載~

太陽以外の恒星の周囲を公転する「太陽系外惑星」は、近年の観測技術の進歩によって次々と発見され、その数は爆発的に増えています。こうした惑星がどのように生まれ、どのような性質をもつのかを明らかにすることは、惑星系の成り立ちを理解するうえで重要な課題です。その有力な手法の一つが、惑星が恒星の前を横切る際にわずかに暗くなる「トランジット現象」の観測です。米原教授らは、本学神山天文台の荒木望遠鏡などを用いて、若い恒星「おうし座V1298星」を公転する4つの系外惑星によるトランジット現象を観測し、若い惑星が非常に密度の低い「ふわふわ」の状態にあることを、はじめて観測的に明らかにしました。この研究成果は論文としてまとめられ、1月8日号の英国科学誌Natureに掲載されました。

図1. この4つの系外惑星の想像図(提供:アストロバイオロジーセンター)

図2. 本学 神山天文台でのトランジット現象の観測例(2024年2月9日)。横軸が時刻、縦軸が明るさの変化の割合に対応しており、4つの惑星のうちで2番目に大きな惑星(V1298 Tauri b)によるトランジット現象時の僅かな減光(約0.5%)をとらえている。

研究内容について詳しくは、下記のプレスリリースをご覧ください。

掲載論文