2026年1月14日(水)に「数理科学科 学生向け談話会」を開催しました。
株式会社日立製作所のChief Cloud Architectである富田 琢巳 氏、三木 隆史 氏、早川 裕志 氏の3名を招き、「企業におけるエンジニアのキャリアパス(学生時代の武器をどう磨くか)」という題目でご講演いただきました。

富田 琢巳 氏
富田氏は、数学とりわけ代数学が実務でどのように使われているのかについて、よりアカデミックな視点から解説されました。また、自身のキャリアパスについてもお話いただきました。
三木 隆史 氏
三木氏には、生成AIとはどんなものなのかを概説いただいた上で、それを使って如何なる社会課題を解決できるかを考えるアイデア力や、社会に出たら様々なことを継続的に学ぶ姿勢が重要であることについてお話いただきました。

早川 裕志 氏
早川氏には、生成AIの裏にはエンべディングやコサイン類似度によって近いものを近いと判断するなど数学が多分に使われていること、それを人生にも置き換え、自分の「相対的な」立ち位置を見出すことの大切さについてお話いただきました。
これから社会に羽ばたく学生または進学を視野に入れる学生にとって、企業で働く方々による躍動的な話は大変興味のある内容で、学生や院生から講演者へ活発な質問が飛び、会終了後も30分以上、和やかな雰囲気で交流が行われました。そんな中、漠然としていた将来の自分像が一定程度明確になった学生もいたようです。
理学部では、学内教員や研究実績のある研究者、繋がりのある実務分野で活躍する人物を招聘し、定期的に談話会(講演会)を行っています。これにより、理学の最先端の研究内容に触れ、社会とのつながりや広がりを知る機会を提供しています。この談話会は、学生の学習意欲の向上、教員の研究意欲や質の向上にも寄与しています。参加対象は学生、教員、だけではなく、一般の方々も含まれます。