アイデアを「供養」する!?伝統×AIの新感覚イベント「アイデア供養」を開催
2026年1月9日(金)、学内「Innovation Hub」にて、日の目を見なかったアイデアを次なる挑戦の糧へと変える、新感覚のイベント「アイデア供養」を開催しました。株式会社神社仏閣オンラインとの共同開催である本イベントは、未実現のアイデアを単に「ボツ案」として捨てるのではなく、その中に眠る価値を再発見することや、日本伝統の「供養」という文化を通じて気持ちに区切りをつけ、失敗を「次なる挑戦の資産」とすることを目的としています。登壇した3名の学生をはじめ、起業家や僧侶といった多彩なバックグラウンドを持つ「アイデア供養メンバー」、そして観覧学生など約50名が集まり、会場は熱気に満ちあふれました。
アイデア供養メンバー
河村 英昌 様(株式会社神社仏閣オンライン CEO/浄土宗僧侶)
樗木 勇人 様(PORTBACK株式会社 CEO)
今井 道夫 様(株式会社シーテックヒロシマ CEO)
金子 佳市 様(Y2 Incubate LLC CEO)
林 雅清 様(浄土宗不退山光月院住職/京都文教大学 教授)
森口 文博 助教(京都産業大学 経営学部)

専門家と「PIVOT AI」による多角的な深掘り
ステージに上がった学生たちは、昨年12月のアイデアコンテストで発表したものの、実現には一歩及ばなかったアイデアについて、そこに込めた熱意や背景を改めて語りました。「アイデア供養メンバー」は、学生たちの想いに寄り添いながら、対話を通じてアイデアの潜在的な価値や可能性を丁寧に掘り下げていきました。
本イベントの大きな特徴は、評価の補助として「PIVOT AI」を導入した点にあります。学生たちは、AIによる冷静な分析と、メンバーからの経験に裏打ちされた温かな助言を同時に受け取り、自分たちのアイデアを「磨き直して継続するか」、あるいは「供養して新たな道へ進むか」を判断するための材料としました。


「供養」で心を整え、晴れやかな気持ちで次の挑戦へ
最大の見所は、ステージ上で下される「継続か、供養か」という学生自身による決断シーンでした。ある学生は、可能性を信じて磨き直すことを誓い、また別の学生は、ここで一度区切りをつける「供養」を選択しました。「供養」が選択された場面では、僧侶による般若心経が会場に響き渡り、厳かな空気に包まれました。学生は想いを整理し、晴れやかな心持ちで「次の挑戦」へと意識を切り替えることができました。


交流会で生まれる「挑戦を賞賛する文化」
イベント終了後の交流会では、会場の雰囲気が一転し、参加者一同で賑やかに交流を深める場となりました。登壇した学生からは、「失敗と思っていたアイデアだったが、もっと粘ってみようと思った」「ビジネスになる可能性があると言われたが、心機一転、違うアイデアに挑戦する」といった決意が語られました。
会場では、学部や学年を超えて、勇気を持って登壇した仲間への惜しみない賞賛が送られ、供養メンバーからさらに深いアドバイスをもらう光景も各所で見られ、会場全体が「挑戦を称賛する文化」一色となりました。

