2025.12.18

法学部 岡部 正勝 教授がインドネシア警察代表団に日本警察の概要について講演!

去る10月27日から29日の間、インドネシア警察科学大学学長のエコ・スダルト氏をはじめ、同大学の教員と入校中の若手幹部候補生の計16名が、京都大学東南アジア地域研究研究所を訪問し、同研究所において警察行政、治安政策等に関する短期研修プログラムを受講しました。

本学からは、27日に法学部の岡部 正勝 教授(社会安全・警察学研究所所員/元警察官僚)が研修のトップバッターとして「Introduction to Police of Japan」と題し、日本警察の歴史や制度に関する講演を行いました。

       受講生との記念写真(中央スーツ姿が岡部 教授)


受講生からは、「政治による警察への介入を防ぐための公安委員会制度が非常に参考になった」「日本の警察官のステイタスや給与水準が高く、それが汚職・腐敗防止の大きな要因であることがわかった」などの感想が寄せられ、おおむね好評のうちに終了しました。

       インドネシア警察科学大学学長から記念品の贈呈を受ける岡部 教授

岡部 教授は、「本学の知見を国際的な場面で発信できたことは、非常に意義深いもの。今後、今回のご縁を機に京都大学東南アジア地域研究研究所との協力で、東南アジア各国の治安政策、警察制度、犯罪情勢などについて研究を進めて参りたい」と話しています。

(参考)京都大学東南アジア地域研究研究所の当該訪問紹介ページ