「全国学生保険学ゼミナール」の全国大会が12月に2日間にわたり、東洋大学白山キャンパスで開催され、14大学、17グループによるゼミ生による研究報告とそれに対する討論やディスカッションが行われました。
1日目、行待ゼミからは石田 心吹さんと土井 朝比さん(ともに経営・2年次生)の2人が参加し、「フリーランスのリスク」というタイトルで、近年、新しい労働形態として注目されているフリーランスのメリットとデメリットを紹介しました。また、この働き方の将来性についての議論と試案を提示し、明治大学中林ゼミ1班との討論に臨みました。
2日目は、拓殖大学宮地ゼミ1班の「デジタルネイティブの挑戦-オンライン投票による政治参加の可能性とリスクー」の研究報告の討論校として、報告及びディスカッションを行いました。近年、若者の政治離れが懸念される中で、エストニアでの試みを中心とした報告では、留学生も討論に積極的に参加しました。


報告後、討論校とディスカッションに挑む様子
研究報告会後の懇親会では、他大学の学生や実務家の方との情報交換も行い、研究報告についての理解や今後の論文作成に対する刺激を受けました。
また、今回から各セッションの座長を教員ではなく、所属ゼミ生が行うという新しい試みもスタートしました。行待ゼミの2人も2日目のセッションで報告や討論だけではなく、セッションの運営進行という重要な役割を担当し、大きな経験を得ました。
全国大会が終わり、今後、報告内容を論文にまとめます。執筆した論文は「全国学生保険学ゼミナール」のホームぺージに論集として掲載される予定です。ぜひご覧ください。

全ての大会スケジュールを終え、記念撮影
全国学生保険学ゼミナール(Risk and Insurance Seminar, RIS)とは
全国の大学における保険・リスクマネジメント関係のゼミナールを中心に、合同で研究発表会を開催するものです。2004年度に始まり、2025年度で22年目になりました。各ゼミに所属する学生が中心となって、リスクと保険に関する様々なテーマについて研究するとともに、他大学や保険実務者と各種の活動を行っています。 詳しくは以下をご覧ください。