学長室IR推進室では、全学的なIR活動の推進に向けて、定期的に学内研修を行っています。今回、2024(令和6)年度採用の一部および2025(令和7)年度採用の専任事務職員を対象に、データ活用に関する研修を実施し、対象者全員が受講しました。
研修は、業務遂行におけるデータの重要性を理解するとともに、データ活用の基礎的な技能を修得することを目的に実施しました。研修内容として、データの集計方法やグラフの解釈に関するレクチャーや、実践的な個人ワーク・グループワークを行いました。
研修最後のグループワークでは、受講者同士が出された課題について活発に意見を交わし、多様な視点から議論を深めていました。その過程では生成AIも効果的に活用しながら、具体的な解決策を導き出すことができていました。
また、研修後のアンケートでは、受講者全員が「とても満足している」または「やや満足している」と回答しました。到達目標ごとの達成度についても、データ活用の意義や集計方法の理解では高い達成度が得られました。
京都産業大学では、大学DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しており、データを活用するための研修に加えて、業務の効率化やデータ収集の仕組みづくりに関する研修も企画しています。今後も、データの収集・活用能力や業務効率化のスキル向上を目指し、さまざまな研修を実施してまいります。

