株式会社桃谷順天館(以下、桃谷順天館)との産学連携活動の一環として、2025年11月、経営学部須賀ゼミが、製品販売サポートを行いました。本企画では、shop in(ショップイン)京都ポルタ店にて、美容医療発想スキンケア製品の「メディダーマ」を中心に、フェイスマスク商品などのアイテムのサンプリングの配布や販売支援を行いました。実際の店舗で製品を扱い、接客を行うという、なかなか経験できない実践的な学びを体験することができました。
(執筆:須賀ゼミ 2年次生 小山 涼、平 亜依音、中野 伶音、渡邊 千紗)

店頭には幅広い年齢層のお客様が来店され、多くの方に商品説明をする機会を得ることができました。その中で、「現場でしか分からない視点を学べた。今後の活動に活かしたい」という声が参加したゼミ生から多く上がり、非常に学びの多い貴重な経験になりました。12人のゼミ生が参加し、サンプルを304個配布し、製品を25個販売しました。

実施後の振り返りで、商品説明を聞いたあとに購入してくださったのは、高齢層のお客様が多かったという共通した意見がありました。若年層にはまだ商品の魅力が十分に伝わりきっていないという課題も明らかになり、情報発信の方法を工夫する必要性を感じました。
今回の反省を踏まえ、今後は大学内でのサンプリング活動や、学生向けイベントの企画など、若年層への認知度向上に向けた取り組みをさらに進めていきたいと考えています。今回の販売活動で得た経験を次の施策につなげ、桃谷順天館の製品の良さをより多くの人に届けられるよう、ゼミで工夫を重ねていきます。