京都産業大学アントレプレナーシップ学環では、10月28日(火)京都産業大学附属高等学校 KSUコース2年生の高大接続授業「大学授業見学」において、「プレ演習」を実施しました。
本演習では、アントレプレナーシップ学環が重視している「自分で課題を見つけ、仲間と協力しながら、その課題をどうやって解決できるかを考え、実際に行動してみる」ことの体験を行いました。
この会場として、アントレプレナーシップ学環の授業でも実際に使用する予定の「ファブスペース」を活用しました。ファブスペースは、3Dプリンターやレーザーカッターなどのデジタル工作機器を備え、発想したアイデアをすぐに試作できる環境が整っています。
講義の前半は、法学部 中谷 真憲教授(アントレプレナーシップ学環長就任予定)が担当し、「アントレプレナーシップとは何か」「イノベーションはどのように生まれるか」について、最新の教育トレンドを交えた講義を行いました。
後半は、情報理工学部 伊藤 慎一郎准教授(アントレプレナーシップ学環着任予定)が担当し、身近な課題への問題意識を出発点に、アイデア発想から「クイック&ダーティプロトタイピング(思いついたアイデアを紙や身近な道具を使ってすぐに形にしてみること)」までを体験するワークショップ形式で実施しました。
参加者は、グループで協力しながら、限られた時間の中でアイデアを工夫し、発表やふりかえりを通じて、「考えるだけでなく、やってみる」ことの大切さやおもしろさを実感しました。



