国際関係学部実践科目(集中)・春学期「国際キャリア開発リサーチA:カンボジア」(以下、国際CDR-A)(担当:吉川 敬介 准教授)では、カンボジアの首都プノンペンにおける約2週間の現地実習、そしてそこでの成果を報告する事後授業を終え、全てのプログラムを終了しました。
この授業「国際CDR-A」は、将来海外で働くことを目指す学生に向けて、現地での実践を通じて「自分で考えて行動する力」「問題を解決する力」「情報を発信する力」「チームで協力する力」などを身につけることを目的としています。
今期は17名の国際関係学部生が本講義を受講し、実習先カンボジアの歴史や政治・経済の現状、海外実習における危機管理と諸対応について学ぶ事前授業を経て、8月に行われる海外現地実習に向けた準備を入念に進めてきました。そして受講者は、8月10日から24日までのおよそ2週間にわたり、株式会社スパイスアップアカデミア(代表:森山 たつを 氏)協力のもと、現地プノンペンでマーケティング調査、商品開発、商品販売という一連の活動をPDCAサイクルに基づき取り組みました。
そして現地実習を終え帰国した後、受講者全員による現地実習成果報告会を事後授業として開催しました。本報告会では、現地実習で取り組んだ具体的な研修内容(マーケティング調査、商品開発、実践販売)やその際に直面した問題とその解決方法について詳細な報告が行われ、本実習を終えて変化した価値観や変化した将来キャリアに対する考え方などを総括しました。
この授業を通じて、受講者のほとんどが「海外で働くとはどういうことか」「途上国でのビジネスに必要なコミュニケーションとは何か」など、多くの気づきと学びを得ることができたようです。
なお、本講義「国際CDR-A」は今年度秋学期も開講されますので、関心のある国際関係学部生はBIND note(POST)での掲出、ガイダンス、個別説明会などで募集要項ならびに日程について確認してください。
以上