2025.08.08

<共創チャレンジプログラム活動報告#11>Progate Womenʼs ハッカソンに参加し企業賞受賞!

会場の様子
発表するチームリーダーの櫻井さん(写真左)

2025年6⽉21⽇(土)〜22⽇(日)に株式会社Progateが主催する女子学生限定のハッカソンイベント「Progate Womenʼs ハッカソンpowered by SmartHR」が開催され、情報理工学部の櫻井 絵理香さん(3年次)、小野 史香さん(1年次)、前田 梨緒さん(1年次)の3人が参加しました。ハッカソンとは、短期間で特定のテーマに基づきソフトウェアやサービスを開発し、成果を競い合うイベントです。本イベントでは、2⽇間で動作するアプリを開発・発表することが求められました。

当日は本学の学生3人と他大学の学生の計4人でチームを組み、服装のコーディネートアプリを開発し、企業賞「LIBRUS賞」を受賞することができました。

活動に際して苦労した点・失敗した点など

「⼥⼦学⽣が朝の服選びに悩まずに済む」ことを⽬的に、天気や室温に合わせて服装のコーディネートを提案するiOSアプリを開発しました。通信部分に挑戦した結果、会場のWi-FiでMQTTが使えずBluetooth通信に切り替える必要がありました。他にも、技術的な挑戦を詰め込みすぎたことで、アプリケーションソフトウェアの主軸が少しぼやけたと感じました。

また、チームリーダーとしては設計・実装・進⾏管理を担当し、後輩への技術⽀援やチーム全体のタスク調整にも取り組みました。無理な作業で体調を崩し、発表で本来の⼒を出せなかったことも反省点です。

活動に際して工夫した点・良かった点

開発前に後輩向けの勉強会を開催し、実装中も丁寧にフォローを⾏いました。UI(ユーザーインターフェース)はLottieFloatingButtonを活⽤し、直感的で楽しいアプリに仕上げました。GitHubを⽤いてIssue管理やレビューの流れを体験し、チーム全体で実務的な開発プロセスを踏めたことも⼤きな成果でした。

活動や発表を通して成長を感じた点

先輩の立場からは、開発だけでなく、設計⽅針の共有やメンバーへの声かけ、タスクの調整など、全体を⾒渡しながら進⾏する⼒が⾝につきました。後輩の成⻑を⽀える⽴場として、教える⼒やチームをまとめる経験を得ることができました。

後輩の立場からは、GitHubの実践的な使い⽅を初めて経験し、チーム開発の進め⽅を学ぶことができました。また、他⼈のコードを読み、⽬的の処理を理解して⾃分の実装につなげる⼒も⾝につきました。アプリ開発の全体の流れを実践的に学べた点が⼤きな成⻑でした。

今後の展望について

今後は、技術の精度や通信の安定性を⾼めながら、より実⽤的なアプリに育てていきたいです。

後輩に向けたメッセージ

ハッカソンは、挑戦する中で⼤きく成⻑できる貴重な機会です。最初は不安でも、仲間と⼀緒に取り組めば乗り越えられます。技術がまだ浅くても、やってみたいという気持ちがあれば⼗分です。ぜひ⼀歩踏み出してみてください。

開発中のメンバー達
開発したコーディネート提案アプリ「WeaCloset」

活動概要

チーム名 おしゃこれ隊
メンバー 櫻井 絵理香さん(情報理工学部・3年次)
小野 史香さん(情報理工学部・1年次)
前田 梨緒さん(情報理工学部・1年次)
アドバイザー教員 情報理工学部 永谷 直久 准教授
イベント名 Progate Womenʼs ハッカソンpowered by SmartHR
開催日程 2025年6月21日(土)~6月22日(日)
開催場所 SmartHRイベントスペース
(東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー 17階)
関連リンク [特別ver]Progate Women's ハッカソン powered by SmartHR アプリ紹介記事(Topaʼz)