韓国 崇実大学校大学院 ベンチャー中小企業学科の教職員・学生が来学

2025年6月17日、韓国 崇実（スンシル）大学校大学院 ベンチャー中小企業学科のChoi Ja Young 大学院長をはじめとする教職員・学生28名が本学を訪問されました。

同大学院は、韓国で中小企業経営やアントレプレナーシップに特化した教育を提供する大学院で、実践的な経営知識と起業支援に力を入れています。同大学院とは包括連携協定を締結しており、学生の定期的な派遣・受入、施設提供、相互学習の促進、情報提供・支援など、幅広い分野で協力を進めています。直近では、2025年3月にアントレプレナー育成プログラムの「海外渡航プログラム（韓国）」において、本学から学生・教職員が訪問し交流を深めました。今後は、2026年4月開設予定のアントレプレナーシップ学環における授業科目「海外起業フィールドスタディ」による交流など、さらなる教育連携を予定しています。

当日は、Choi大学院長によるご挨拶に続き、本学 藤野 敦子副学長から歓迎の言葉が述べられました。その後、具 承桓 社会連携推進機構長による講演会が開催され、参加者の皆さんは熱心に耳を傾けていました。

講演会後には、キャンパスツアーを実施し、本学の教育・研究環境を実際にご覧いただきました。特に神山天文台では、河北 秀世 神山宇宙科学研究所長より、荒木望遠鏡をはじめとする施設や研究内容について詳しい説明があり、参加者の関心を集めました。

また、当日の交流を円滑に進めるために、本学に在籍する韓国人留学生の経営学部３年次 ウォン ユビさん、法学部３年次 ザン ユリさんに通訳としてご活躍いただき、参加者の理解を深める重要な役割を果たしました。限られた時間の中で臨機応変に対応する姿勢は非常に頼もしく、参加者からも感謝の言葉が寄せられました。

今回の訪問は、双方の交流をさらに深める貴重な機会となり、参加者にとっても実りある一日となりました。
今後も両大学の協力関係がさらに発展し、国際的な教育・研究の推進につながることが期待されます。