2025.03.19

学生スタッフ企画「モノ寄付×生理用品~みんなで話そう!生理と寄付の必要性~」開催報告

ボランティアセンターでは、身近なところから始めることができるボランティア活動として、モノ寄付(収集ボランティア)の取り組みを行っています。
その寄付先の1つであり、生理の貧困の解決に向けて活動されている「NPO法人お客様がいらっしゃいました.」の方々をお招きし、生理について理解を深める企画を行いました。

開催概要

日時 2024年12月16日(月)17:00~18:00
会場 サギタリウス館2階 S201教室
ゲスト 「お客様がいらっしゃいました.」学生メンバー
参加者数 9人(学生スタッフ含む)

最初に、お客様がいらっしゃいました.のメンバーより、生理の基本を知るために、生理が起こる仕組みと人による症状の違いなどについてお話していただきました。そして、生理中の不快感や経血の吸収力などを疑似的に体験できるよう、実際の生理用品に赤い色をつけた水やボディークリームなどを垂らして触ってみるというワークを行いました。

お客様がいらっしゃいました.メンバーによる生理の基本のお話

生理用品の体験ワーク

そして、なぜ、生理用品が必要で、寄付する必要があるかについて理解を深めてもらうために、グループで話をする時間を持ちました。
いろんな観点から話をしてもらえるよう、事前に「どんな生理用品を使っているのか」「生理用品を買うときの基準」「人による経血の量の違い」「何日前から生理用品を使用しているか、何日生理が続くのか」「薬は何を飲んでいる?」「生理のときに授業などはどうしているか?」「生理でしんどいときにどうしてほしい・周りの人はどうしたらいい?」などいくつかテーマを用意し、それらを元にグループで関心のあるテーマについて話し合いました。このグループトークでは、参加者同士で質問や体験談をを出し合い、お互いに理解を深め合う時間となりました。
グループで話した内容を全体で共有し、最後に、ゲストの「お客様がいらっしゃいました.」から、団体の活動紹介と、生理の貧困についての説明をしていただきました。

グループトーク

全体共有

お客様がいらっしゃいました.活動紹介

集合写真

参加した学生の声(アンケートより抜粋)

※回答者数:7人

参加してみようと思ったきっかけは?

(複数回答)

項目 人数
1.今回のテーマに関心があったから 7
2.モノ寄付に関心があったから 2
3.生理に関していろんな人の状況を知りたかったから 2
4.友人に誘われて 0
5.その他 0

参加して、一番関心を持ったことは?

  • 生理のことを学ぶ機会がないので、いろんなことを知れていい機会だった。
  • どんな生理用品があるのか。それぞれの費用はどれくらいか。どういう仕組みで吸収するのか。
  • 人によって反応がさまざまであることを改めて感じた。自分は大丈夫だろうと思っていることでも、他の人はちょっと…と思っていたので、なかなか踏み込んだ話は難しいと思った。
  • 生理のときに、男性側がどうするか、女性側がどうするかというテーマで、答えが出なかったことが、生理が人によって違うことが表れていると感じた。

参加した感想

  • 生理について多くのことを知れてよかった。
  • 普段このようなテーマで話すことがないので、よいきっかけになった。
  • グループワークを通して、それぞれの思いを聞けてよかった。
  • 関心があったことについて、それぞれのグループで深掘りできてよかった。

お問い合わせ先

京都産業大学 ボランティアセンター 13号館B1階

〒603‐8555 京都市北区上賀茂本山
Tel.075-705-1530
Fax.075-705-3191

開室時間
平日:9:00~16:30(13:00~14:00を除く)
土曜:9:00~11:45※不定期に閉室することがありますので、事前にお問い合わせください。
日曜・祝日:閉室
volunteer-support@star.kyoto-su.ac.jp