カナダ・アルゴマ大学(派遣留学)

外国語部 英語学科 北村 実穂さん

留学種別:派遣留学
留学先:カナダ・アルゴマ大学
留学時の学年:2年次
留学期間:2015年8月~2016年5月
担当留学アドバイザー:ロブ トーマス ニール 教授
出身高校:滋賀県立米原高等学校

留学のきっかけ

友達のお誕生日会
私は高校が英語コースだったこともあり、英語に触れ合う時間が人より多く、自然と自分はいつか留学するのだと考えていました。大学を決める際も、留学のことを常に考え、京都産業大学に入学することになりました。1年次の終わりには本格的に留学先の大学について考え始めました。田舎の小さな大学で、留学生を多く受け入れており、また、フランス語の授業が受けられるということでアルゴマ大学を選びました。

留学生活全般

派遣留学なので、1セメスター目はESLと呼ばれる語学プログラムで英語を学びました。時間割はほぼ毎日5時限まであり、毎日課題をこなすので精一杯でしたが、とても濃いESLでの勉強ができたと思います。次のセメスターでは、現地の学生と同じ学部の授業を受けることになり、人類学、フランス語、留学生用の英語ライティングの授業を取りました。フランス語は一緒に受けていた友達とお互いを高めあいながら学ぶことができ、クラストップで単位が取れたことは本当に嬉しかったです。しかし、人類学の授業はとても大変でした。英語を聞き取り理解することに加えて、たびたびある小論文の課題をやりこなすのに大変苦労しました。しかし、とても興味のある分野であり、クラスメイトと一緒に、今までにしたことのないほど勉強に時間を費やしたことで、苦労しても楽しく授業を受けることができました。2セメスター目は友達の存在が本当に大きく、自分の勉強に対するモチベーションが高いままで保つことができたのは、友達がいたからだと思います。
勉強漬けの毎日だったわけではありません。アルゴマ大学は行事がたくさんあり、誰でも参加することができました。ESLの生徒のためのイベントも行われ、ハローウィンやクリスマスパーティーなどがあり、正直それらを糧に日々の勉強も頑張っていました。そして現地で出会った友達とは自分たちの国の文化を教えあったり、一緒に料理を作ったりして、異文化交流もたくさん出来ました。
ESLのクリスマスパーティー
旅行で行ったニューヨークタイムズスクエアのカウントダウン

これから留学される方へ

ホームステイ先の猫と
留学はしたいと思って簡単にできるものではありません。お金や自分の英語の実力、限られた時間、いろいろな問題を解決してやっとできる貴重な体験です。その機会を与えてくれた両親や周りの方にはとても感謝していますし、限られた期間の中で自分がどれだけ留学の成果を出せるのかは自分次第です。留学に対して不安なことがあったとしても、留学後は絶対に、「留学してよかった」と思えるたくさんの思い出や経験を手に入れることができているはずです。学生の間でしかできない体験だと思います。少しでも留学に興味があるのなら、是非一度考えてみてください。

留学したことで学べたこと、得たこと

授業中や日常生活において、外国人相手に自分の考えをはっきり伝えるということが日本人にとって難しいことだと思いますが、自分がそのような状況に実際に立ってみると、主張することの大切さがとても分かりました。言いたいことをズバズバ言うという意味ではなく、間違えても気にしない、恐れないという自分の考えに対する自信が海外の人から感じられました。

今後の進路や夢

留学したことによって、いっそう海外の人に日本について知ってもらいたい、という思いが芽生えました。日本の文化や製品を海外へ発信できるような仕事に就きたいです。自分の経験を活かすことができればと思います。
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