第2回 東京発・京都行き ― 日本文化の最前線 ―「京蒔絵の体験を通して世界の中の日本を知る」
京都産業大学文化学部では、京都市との連携による連続講座「東京発・京都行き - 日本文化の最前線-」を東京・丸の内で開催します。
京都を舞台に研究・教育を展開する文化学部の教員らが、日本文化・京都文化の多彩な魅力を紹介する講座です。第2回は、京蒔絵の歴史と技術を学び、実際にその一端(「蒔絵の針描き」)を体験します。
ヨーロッパの王侯貴族を魅了した京蒔絵
16世紀、キリスト教の伝来とともに東西交流が始まり、宣教師たちは日本でキリスト教用具を蒔絵漆器として制作させました。それらは、漆が自生しないヨーロッパへもたらされ、東インド会社などによる交易を通じて、マリア・テレジアやマリー・アントワネットら王侯貴族の蒔絵漆器コレクションへとつながっていきます。
本講座では、ヨーロッパの王侯貴族を魅了した京蒔絵について学ぶとともに、その技術の一端(「蒔絵の針描き」)を体験します。京蒔絵を入り口に、世界との交流の中で育まれてきた京都文化への理解を深めます。
講師

下出 祐太郎
京都産業大学 名誉教授
博士(学術)。下出蒔絵司所三代目として、京都に受け継がれてきた蒔絵の伝統技法を継承しながら、新たな表現にも挑戦している。京都迎賓館の調度品制作や伊勢神宮式年遷宮御神宝制作などに携わるほか、伝統工芸の研究・教育・後継者育成にも尽力。伝統工芸の分野における長年の功績が評価され、現代の名工(卓越技能章)や瑞宝単光章を受章している。
成田 智恵子
文化学部 京都文化学科 准教授
博士(学術)。専門は伝統工芸、技能継承。京都で漆工芸の蒔絵技法を学んだ経験を持ち、現在は伝統工芸に使用される材料や技法、職人の技能継承に関する研究を行っている。現地調査やインタビューを通じて、伝統工芸の価値を次世代へ伝えるための研究・教育活動に取り組んでいる。
開催概要
| 日時 | 2027年1月22日(金)18:00~19:30 |
| テーマ | 京蒔絵の体験を通して世界の中の日本を知る |
| 会場 | 丸北カフェ (東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビル1階) |
| 定員 | 30名 |
| 参加費 | 3,000円(懇親会費を含む) ※当日はおつりが出ないように参加費(現金のみ。電子マネー不可)をご準備ください。 |
| 申込期間 | 11月20日(金)~2027年1月13日(水)23:59 |
| その他 | 応募多数の場合、抽選にて参加者を決定します。参加の可否は2027年1月15日(金)に、参加申込フォームにて申請いただくメールアドレスにご案内いたします。 |
※11月20日からお申込みいただけます。
こんな方におすすめ
- 京都の文化や伝統工芸に興味がある方
- 蒔絵の技法を体験し、その魅力に触れてみたい方
- 職人の手仕事やものづくりに関心がある方
- 東京で京都文化に触れてみたい方
当日の予定
- 17:30 受付開始
- 18:00 講座開始
- 19:00 懇親会
※ 本講座にご協賛いただいている株式会社中村藤吉本店様の特別な茶菓子をお楽しみいただけます。
同社は1854年創業の宇治の老舗茶商であり、代表取締役は本学の卒業生でもあります。 - 19:30 終了予定
その他の回のイベント情報
東京発・京都行き ― 日本文化の最前線 ― 特設サイトお問い合わせ先
京都産業大学 文化学部事務室
TEL: 075-705-1941
E-mail: bunka-jim@star.kyoto-su.ac.jp
窓口取扱時間:平日 8:50~16:45
※土日祝の窓口取り扱いはございません。