文化学部京都文化学科「京都文化フィールド演習」で学外実習

2015.06.09

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トピックス文化学部
 6月9日、株式会社松栄堂長岡京工場にて、文化学部京都文化学科の学外実習を行った。この実習は、京都文化を実践的に学ぶ科目として、京都文化学科で開講している「京都文化フィールド演習」(笹部 昌利文化学部助教クラス)の趣旨である、京都の伝統産業を直に触れるため、「香」を素材として取り上げ、その製造から利用法までを実践した。

 実習のはじめには、6月3日、特別講義で講義を行った畑 正高・松栄堂代表取締役社長より挨拶があり、「良いかおりの源は、その配合にある。ここは配合の場。ゆっくりと体験してほしい」と述べた。DVD鑑賞で株式会社松栄堂の歴史を学んだあと、2班に分かれて工場見学を行い、線香製造の過程を間近で確認した。

 同日は、畑 利和・松栄堂常務取締役より、「香り文化の創造」と題した講義があり、日本における香の歴史とともに、畑さんの「調合師」としての経験から裏打ちされた匠の力について話された。また平安時代の香を再現され、受講者は悠久の都を香で感じることができ、また最高級の香木「伽羅」も回覧され、その価値を聴いた受講生は目を丸くしていた。

 実習の後半は、「匂い袋」の作製を行った。辻 光一郎・松栄堂企画広報部主任が香りを調合することの意味を説明し、受講生は用意されたタブレット状になった「香」を調合し、彼ら独自の「匂い」を完成させた。半年から一年間は、薫るといわれる「匂い袋」。その香りに、京文化を感じ、良き学びにつなげてほしい。
香りを調合してオリジナルの「匂い袋」を作成
畑 利和さんによる講義「香り文化の創造」
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