令和3年度 教育プログラム支援制度 採択プログラム一覧

  取組テーマ 申請代表者
SDGsと専門知を統合する学び場の創造と効果検証 生命科学部
佐藤 賢一 教授
生きものアプリによる地域の自然環境調査の教育プログラムの開発 生命科学部
西田 貴明 准教授
文化学部の学びを深める読書体験共有体制の展開 文化学部
大平 睦美 教授

①SDGsと専門知を統合する学び場の創造と効果検証

【取組活動概要】※申請書抜粋

本教育プログラムは、京都産業大学の学生(以下、学生)が、国連の持続可能な開発目標(以下、SDGs)の基礎的知識を習得し、自分自身と大学での学びがSDGsとどのようなつながりをもつのかについて思考および構想する機会を、共通教育授業、専門教育授業、そして課外イベントの3つのチャンネルを活用して提供する。その結果、どのような学びや気づきが得られたのかを質問紙調査や筆記試験などによって測定ならびに検証し、その結果をまとめた論文や学会発表などで公表すること、あるいは本教育プログラムの進捗状況を随時大学ホームページなどで公表することで、学内外の学生や教職員、さらには本学のさまざまなステークホルダーに、SDGsに関する学びや、大学における教育・研究プログラムのあり方についての新たな情報を提供し、諸課題解決の有効な手立てを考える材料として役立ててもらえるような波及効果に期待する。

【申請者】※申請書記載順

申請代表者 生命科学部 佐藤 賢一 教授
共同申請者 生命科学部 佐藤 賢一 教授
文化学部 中 良子 教授
ボランティアセンター事務室 専任専門員 井上 泰夫
図書館 課長補佐 今井 美裕子
共通教育推進機構(全学共通教育担当)事務職員 大西 陽子

②生きものアプリによる地域の自然環境調査の教育プログラムの開発

【取組活動概要】※申請書抜粋

本プロジェクトでは、産学官連携の体制で、スマートフォンのアプリケーション(スマホアプリ)を用いて、学生等が主体的に動植物や自然資源を調査できる教育プログラムを開発する。本プログラムの検討においては、国内最大規模の生物データを保持するバイオーム社をはじめ、複数の関係企業や自治体等と連携して実施する。本教育プログラムの開発では、グリーンインフラ(GI)の適地探索をテーマとして扱い、GIを指標する生物種の選定、指標生物による環境評価、評価方法の妥当性の検証をおこない、生きものアプリを用いた環境評価手法を開発するとともに、本評価手法を活用した環境保全やまちづくりの実践方法を構築する。なお、本プログラムの開発にあたっては、PBLやインターンシップなどの社会連携に関わる生命科学部の関連する学部専門教育科目において試行的な展開をおこない、生命科学部の課題解決型学習の教育プログラムの強化を図る。

【申請者】※申請書記載順

申請代表者 生命科学部 西田 貴明 准教授
共同申請者 生命科学部 川上 雅弘 准教授
生命科学部 佐藤 賢一 教授
生命科学部 木村 成介 教授
生命科学部 三瓶 由紀 准教授

③文化学部の学びを深める読書体験共有体制の展開

【取組活動概要】※申請書抜粋

文化学部では2017年度より読書推進の取組みとして、4年間で図書100冊読破を目指すブックマラソン事業を実施している。特徴は、読書を個人の教養とするだけではなく、読書体験を共有することによる人文学的教養に根差した対話力の涵養と学部内に「読書文化」を醸成することにある。これまでの成果として、読書会開催、オープンキャンパスイベント実施の他、図書館総合展「日本事務器賞」(2019)受賞もある。現在、対面での取組みが困難な中でも学生はオンライン読書会など積極的に活動している。本年度は、学生の読書の質的向上のため大学図書館の「学部の学びコーナー」との関連企画など図書館との連携をさらに進めるとともに、ブックシートの課題である汎用性および交流の実現を目指し、ブックシートに替わる読書交流アプリの試作を導入し、今後の利活用を検討したい。
<ブックシート:学生の読書履歴を蓄積する、エクセルファイルのシート>

【申請者】※申請書記載順

申請代表者 文化学部 大平 睦美 教授
共同申請者 文化学部 雲岡 梓 准教授
文化学部 梶原 洋一 助教
文化学部 井尻 香代子 教授
図書館 課長補佐 今井 美裕子
お問い合わせ先
京都産業大学 教育支援研究開発センター
〒603-8555 京都市北区上賀茂本山 Tel.075-705-1729
kyoiku-shien-center@star.kyoto-su.ac.jp
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