教育改善活動について知る

本学では、各科目・各施策といったボトムレベルから、各教育プログラム・各学部・各部署といったミドルレベル、大学全体というトップレベルまで、きめ細かく調査目的を設定し、調査を実施しています。このような調査の結果に基づき、教育の質の改善を行っています。

トップレベル(全学)の教育の質向上を目的とした調査

実施目的

①本学の学生の学習活動の実態に迫り、「京都産業大学生の学習活動(大学生活)の特色は何か?」ということを、現状の学生の観察・インタビューから明らかにします。
② ①のような「京都産業大学で行われる学習活動(大学生活)の特色」は、どの程度の割合で浸透しているのかについて、明らかにします。

ミドルレベル(各学部)の教育の質向上を目的とした調査

学習成果実感調査

実施目的

本学として提供すべき授業の質が実現されているか否かの現状を把握し、各学部のFDやカリキュラム改善に活用することを目的としています。

実施方法

各学部・各教育プログラム単位で実施方針の立案、実施科目の選定、アンケート用紙の設計(学部・教育プログラム独自設問の立案)を行います。教育支援研究開発センターが、アンケートの設計支援、設計されたアンケートの取り纏めを行い、アンケート用紙の印刷・集計に関する業者委託を行います。集計結果・自由記述のデータは各学部、各科目の担当教員に返却されます。各学部では、このデータに基づき、次年度のカリキュラム・教育プログラムの改善計画を立案しています。

実施対象科目

学部の方針に基づき選定された科目

実施時期

各講義期間の期末に実施、講義期間終了後に、集計結果のフィードバック及び学部による分析、改善計画の立案を行います。改善計画は翌年の講義から反映されます。

各学部の重点テーマ・実施報告等

学部による公開授業とワークショップ

実施目的

教員、学部等が抱える諸問題または、優れた取り組みを共有し、授業改善のための教員による相互研鑽、学部等のカリキュラム改善につなげることを目的としています。

実施方法

各学部が教育改善に向けた年間の重点テーマを策定し、それらの重点テーマに沿った形で「公開授業&ワークショップ」を実施します。学生の主体性を引き出す授業等、様々な手法で授業が展開されています。

実施対象科目

学部の方針に基づき選定された科目

実施時期

春学期、秋学期期間中にそれぞれ各学部が定める日程で実施(年1回以上)。

実施計画・報告等

ボトムレベル(現場)の教育の質向上を目的とした調査の促進

教員・学生間の対話シート

京都産業大学における対話とは

「言葉を通して率直に話し合う中で、お互いの差異を擦り合わせ、何か新しいものを共に創っていくこと」、そして、「相手の価値観(異文化・異文脈)を受け入れ、1人の人間として尊重し合う活動のこと」を、本学では「対話」と呼んでいます。

教員 -学生間の授業に関する「対話シート」における「対話」

図1:教員 - 学生間の授業に関する「対話シート」における「対話」活動

実施目的

授業の進め方(教授法等)に関して、学生と教員の間の対話を促し、教員・学生が共に授業の質について考えを深める契機とします。

実施方法

教員が独自のフォーマット(対話シートのフォーマットは教育支援研究開発センター(セラデス)が準備・印刷しており、これを利用することも可能)を用い、各教員が担当科目にて調査を実施、独自に集計し、科目内で学生にフィードバックを行っています。

実施対象科目

原則、全科目・全教員(非常勤講師含む)。
※ただし、学部によって科目の実施形態を勘案し、科目を選定する場合があります。

実施時期

各科目の事情に併せて講義期間中に回答、集計、学生へのフィードバックを行っています。
お問い合わせ先
京都産業大学 教育支援研究開発センター
〒603-8555 京都市北区上賀茂本山 Tel.075-705-1729
kyoiku-shien-center@star.kyoto-su.ac.jp
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