平成28年度 全学FD/SD研修会(アクティブラーニングセミナー) ~アクティブラーニングへの不安解消のためのご提案:本学教員による実践事例紹介~ 実施報告

12月7日(水)、教育支援研究開発センター主催で「全学FD/SD研修会(アクティブラーニングセミナー)」を開催し、本学教職員39名が参加しました。
今年度、教育支援研究開発センターF工房では、授業見学や教員へのヒアリング調査を行い、本学で実践されているアクティブラーニングに関するノウハウをモデル化し、「改訂版 アクティブラーニング事例集~本学の先生方による授業改善の実践例を紹介します~」を発行しました。
本研修会では、「講義」「初年次ゼミ」「専門ゼミ」の3つの分科会に分かれて、冊子で紹介した教員およびアクティブラーニングを実践している教員から事例が紹介され、参加者を交えた熱のこもったディスカッションが行われました。
参加者からは、「自分の授業に取り入れられそうな工夫を聞けた」「他学部の先生の話を聞けて多様な取組を知ることができた」「学生の学習状況とアプローチ方法を知ることができた」「課題の与え方など仕掛け作りが大事だと感じた」等、満足度の高い研修会となりました。
研修会終了後も、参加者が会場に残って意見交換をする教職員の姿が見受けられました。今回の研修会が、学部や事務室の枠を越えて、教職員間で授業運営や学生支援について情報交換ができるよいきっかけとなりました。

  • 日時:平成28年12月7日(水)15:00~16:30
  • 場所:15102セミナー室(15号館1階)
  • 参加者数:39名(教員27名、職員12名)

スケジュール

15:00-15:05 開会挨拶
教育支援研究開発センター 佐藤賢一 センター長
15:05-15:15 分科会紹介
文化学部 鬼塚哲郎 教授/教育支援研究開発センター事務室 大谷麻予、鈴木陵
15:15-16:15 事例紹介および意見交換(分科会形式)
授業規模・授業スタイルごとに分科会を設け、本冊子で紹介した教員を中心に実践事例を紹介し、参加者を交えて意見交換を行いました。
***分科会・報告者・紹介した授業科目***
[分科会A:講義]
 経営学部 上野継義 教授/経営史入門(1年次)
 文化学部 鬼塚哲郎 教授/南アメリカ文化論(3年次)
[分科会B:初年次ゼミ] 
 法学部 中井歩 教授/プレップセミナー、法教育演習(1年次)
 総合生命科学部 横山謙 教授/フレッシャーズセミナー(1年次)
 文化学部 草野友子 特約講師/入門セミナーA(1年次)
[分科会C:専門ゼミ]
 経済学部 西村佳子 教授/演習Ⅰ(2年次)、Ⅱ・Ⅲ(3年次)
 外国語学部 田畑恒平 准教授/ヨーロッパ言語研究演習Ⅰ・Ⅱ(3年次)
 コンピュータ理工学部 荻野晃大 准教授/コンピュータ理工学特別研究
 Ⅰ(3年次)、ⅡA・ⅡB(4年次)
16:15-16:25 全体共有
16:25-16:30 閉会挨拶
教育支援研究開発センター福井唯嗣 副センター長
佐藤賢一教育支援研究開発センター長による開会挨拶
講義授業運営についての質疑応答
初年次ゼミの実践事例についての報告
専門ゼミの授業運営についてのディスカッション
PAGE TOP