京都産業大学 卒業生の声

経済学部

アサヒビール株式会社
大阪統括支社 堺支店

豊田 明弘さん

2010年 経済学部卒業

Keywords飲料、営業

飲食店で人々が楽しむ、ビールなどの業務用飲料を担当

居酒屋やバーなどの飲食店に向けた業務用飲料の営業活動を行っています。飲食店に直接お伺いするのはもちろん、納品していただく酒販店と連携して、当社の商品を取り扱っていただくよう商談を進めます。お客さまにとって一番頼りになり、身近な存在になるのが私の目標。そのため、なるべく顔を合わせて話す、お問い合わせには素早く回答するといった、丁寧かつスピーディーな対応を心がけています。
また、社内では先輩後輩にかかわらず、困っている様子を見かけたら積極的に声をかけて悩みや解決方法を共有。チームの連携も大切にしています。

努力が結実した時はいつもやりがいを感じますが、特に印象に残っているのは入社3年目の時、4店舗展開する飲食店で扱う商品を他社から当社に切り替えていただけたことです。本社だけでなく店舗にも足繁く通ったことで見えてきたのは、より良いドリンクメニューの打ち出し方。車で訪れるお客さまが多い路面店であることを考慮し、ノンアルコールビール、カクテルといったドリンクを充実させたメニューを提案したところ、ご満足いただくことができました。おいしいお酒で乾杯するなど、人々が喜びを分かち合う場所に立ち会える喜びを感じながら、日々頑張っています。

野球で得た諦めない姿勢で、部活と就職活動を両立

大学時代、準硬式野球部で培ったコミュニケーション力を活かせるのではと考え、就職は営業職を志望。さらに、部活と就職活動の両立を目指しました。部活と就活のスケジューリングを明確化しつつ、心から「ここで働きたい」と感じた企業の選考に力を注ぐことで、部活も就職活動も続けることができました。また、進路センターのサポートも力になりましたね。エントリーシートを添削していただいた際は「目を引くキャッチコピーをつけてみては」とアドバイスしていただき、4年間部活に全力投球してきた思いを込めて「匍匐前進」を掲げました。毎週のSPI対策講座でそれまで交流のなかった学部の友人ができ、情報交換できるようになったのも思いがけない収穫でした。
部活では1年次から肩のけがに悩まされ、試合出場が難しい状態でした。諦めずリハビリに励み、ノック練習などで進んでチームを支え、最終的にはレギュラーメンバーとして全国大会に進むことができました。そうした経験のほか、学生主体の運営を通して身についた能動的な姿勢も企業に評価していただけたのではないかと思います。どちらかをおろそかにするのではなく、最後までやり遂げたことで悔いのない、充実した大学生活を送れたのだと思います。

アサヒビール株式会社

在学生へのMessage

大学時代は、たっぷりと時間があるはず。私は大好きな野球に打ち込みましたが、海外に行くなど、多様なことにチャレンジして感性を磨いてください。また、ぜひさまざまな人と出会い、交流を深めてみてください。かけがえのない友人ができれば、卒業後もずっと大切にできる財産になるはずですよ。

※掲載内容は取材当時のものです。

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