京都産業大学 卒業生の声

文化学部

京都銀行
西陣支店 主任

野木 美咲さん

2010年 文化学部卒

Keywords金融、銀行、営業

融資のスペシャリストを目指して

融資に関わる事務業務を中心に、「個人ローンアドバイザー」として住宅ローンや消費者ローンの受付から返済手続きまでを担当しています。
また、週に1〜2回は近隣の住宅を回り、ローン借り換えの提案営業も行っています。簡単にいうと、「今返済しているローンがあるのであれば、金利が下がるので京都銀行に借り換えしませんか?」とお声がけする仕事ですね。メガバンクだとなかなか地域の細かい部分にまで目が届かないので、こうした仕事は地銀ならではです。

印象に残っているのは、先日担当したお客様のこと。住宅ローン手続きの最終段階で妹さんと一緒にいらっしゃって、私のことを「細かいとこまで気がつくし、すごく良かった」と紹介してくださったんです。それをきっかけに、妹さんが現在ローンを返済している銀行についての不満を話してくださったので、借り換えをご提案しました。「ほかの銀行に相談できるっていうことも知らなかったし、このまま不満を抱えたままなのかと思っていた。ありがとう」といってくださって、本当にうれしかったです。
今は事務の仕事が中心ですが、融資のスペシャリストになりたいと思っています。とくに女性で事業融資を担当できる人がまだ少ないので、私はみんなができないことをやりたいです。

第一志望の面接が上手くいかずに泣いた

私は京都生まれ京都育ちで、ぜったいに京都で就職したいと思っていました。最初から金融に決めていましたし、京都銀行を第一志望にしたのも早かったですね。
進路・就職支援センターには前に京都銀行で仕事をされていたアドバイザーの方がいらっしゃったので、よく相談していました。
就職活動で一番印象に残っているのは、京都銀行の一次面接です。面接官の反応がすごく冷たくて、終わった瞬間に「落ちた!」と…。涙が出てきて、すぐお世話になっていたアドバイザーの方に電話しました。何を話したのかは忘れてしまいましたが、気持ちが落ち着いたのを覚えています。
幸い2次面接に進むことができたんですが、今度はがらりと変わって和やかな雰囲気で。「最後に何かありますか?」と質問されたので「私の想いをもう一度聞いてください!」といったら、「もう十分伝わってるから大丈夫」といわれました(笑)。
翌日、朝8時に採用の知らせの電話が来てびっくりしたことは、今でも忘れられません。

京都銀行

在学生へのMessage

社会人になると自由な時間がなくなるので、やりたいことは何であれやっておきましょう。
就職活動に関していえば、人は人、自分は自分です。内定を取る時期は違って当たり前なので、焦らずに納得いくまで活動してください。選考に落ちても大丈夫。私も4年生の4月に落とされて、「このまま決まらなかったらどうしよう…」と不安になりましたが、結果的にはうまくいきました。
縁のある場所は必ず見つかります。30年は仕事をする場所なので、自分の気持ちに正直に、がんばってください。

※掲載内容は取材当時のものです。

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