京都産業大学 卒業生の声

経済学部

コクヨ株式会社
ファニチャー事業本部 関西営業本部
第一グループ 主任

山本 浩貴さん

2010年 経済学部卒業

Keywordsオフィス家具、インテリア、営業

働きやすい空間をつくる仕事

企業に向けて、オフィス家具の営業をしています。私が受け持っているのは、大手の電気会社やメディア系が多いですね。
単に家具を販売するというわけではなく、オフィス空間全体をコーディネートするのが仕事です。といっても、いわゆる「カッコいいオフィス」を作るわけではなくて、大事なのは「働きやすさ」です。オフィスが変わったからといって、その効果を数字にして見ることはなかなか難しいんですが、例えば社員同士のコミュニケーションが活発になったり、部署間の連携が取りやすくなったりと、時間が経つにつれてじわじわと良さを実感していただいています。

オフィスの改装にはかなりの予算がかかるので、お客様にとっては大きな投資。だからこそ、自分の手がけた空間が完成したときの達成感は格別ですね。お客様から直接「いいものができた、ありがとう」と声をかけていただけるのも、営業の醍醐味だと思います。
私が目標にしているのは、お客様が困ったとき、最初に相談していただける存在になること。直接売り上げにつながらない仕事もありますが、ひとつひとつのことに手を抜かないで、信頼関係を築いていきたいです。

多くの人との交流を楽しんだ就職活動

就職活動中は、よく進路・就職支援センターに行っていました。私がよく相談していたのはとても説得力のある方で、話すたびに自分のなかで色々なことが整理されていく感覚がありましたね。
面接で手応えを感じていたのに落とされてしまったこともありましたが、企業と学生とはいっても結局は人間同士のことなので、相性の善し悪しがあって当たり前。あまり気にしないようにしていました。
就職活動をしていると学内では出会えない人とも交流できるので、私はすごく楽しかったです。辛いことばかりじゃないということを伝えたくて、内定を取った後は学生アドバイザーをしていました。
もともとインテリアが好きで、空間に携わる仕事がしたかったので、就職活動を始めた当初から業界は絞っていました。コクヨを選んだのは、オフィスづくりに関心をもったから。オフィスは多くの人が1日の大半を過ごす場所であると同時に、最もストレスを感じる場所でもあります。その空間づくりに携わることで、人に良い影響を与えたいと思ったのが就職を決めた理由でした。

コクヨ株式会社
コクヨ ファニチャー事業

在学生へのMessage

学生の間に、たくさん遊んでおきましょう。
サークル仲間と飲んだりするのも楽しいけど、自分の経験になるような遊びをしてみたら良いと思います。ボランティアでも、社会人との交流でも、興味があることならなんでもいい。同じ大学・同じ世代の仲間以外のコミュニティを持っておくと、講義では学べないことが身につきますよ。
私の場合は、小学校でバスケットボールのコーチをしていました。他校のコーチや保護者など、目上の方とお話しする機会が多く、学内ではできない貴重な経験ができたと感じています。
こうした積み重ねは、就職活動でも必ず活きてきますよ。

※掲載内容は取材当時のものです。

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