京都産業大学 4つの特色

4つの特色 Four Features

2030年代を生き抜くための
「デジタル・グローバル・
イノベーション」を
柱とする特色ある教育
Digital・Global・Innovation

Innovationイノベーション

研究 Research

京都産業大学の魅力の1つは、ノーベル物理学賞受賞者である故益川敏英名誉教授をはじめとして、
文系・理系の両分野で世界トップレベルの最先端研究がうみだす、質の高い学びの環境

写真

幅広い研究を行う
7つの研究所と
4つの研究センター

国内私立大学最大の天体望遠鏡を有する「神山宇宙科学研究所」や国際的な学術論文を多数発表している「タンパク質動態研究所」、国内で初めて「警察学」の名を冠した「社会安全・警察学研究所」など。文理問わず幅広い分野において高度な機器・設備を完備した研究機関があります。

研究一覧

数字が証明する圧倒的な研究力

  • 学術誌『ネイチャー』
    への
    論文掲数*1

    西日本私立大学

    1

  • 研究論文の
    国際共著率*2

    全国私立大学

    2

  • 科研費大型研究
    種目・
    新規採択*3

    全国私立大学

    3校採択

    • ●京都産業大学
    • ●慶應義塾大学
    • ●早稲田大学

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*1 朝日新聞出版『大学ランキング2025』「ネイチャー」「サイエンス」ランキング「ネイチャー」(2014~2023年)より本学独自集計(大学院大学除く) *2 朝日新聞出版『大学ランキング2025』「研究業績ランキング(エルゼビア)掲載論文(2019~2023年)国際共著論文の割合」より本学独自集計(大学院大学除く) *3 文部科学省「令和2年度科学研究費助成事業の配分について」より引用

就職力 Job Support

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    リアルとつながる、
    最先端キャリア教育

    文部科学省に最優秀賞として認められたキャリア実習をはじめ、入学直後から卒業まで多彩なキャリア形成支援プログラムを展開。低年次から自分のキャリアを描くことで、社会で生き抜く力を育てます。

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    圧倒的な
    就職サポート

    支援スタッフ約40人と学生就職アドバイザー約50人が徹底的に支え、就職活動をきめ細やかにサポート。
    進路・就職支援センターでは、日々の就職活動支援行事や、年間約12,000回の個別面談を通して、就職活動を強く支援しています。

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  • 写真

    社会から高い評価を
    受ける卒業生

    成長力・活躍度においても94%が「期待以上」、「期待通り」と高評価を得ています。この結果は、京都産業大学の卒業生が社会からも高く評価されている証といえます。

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数字で見る就職の強さ

就職率
(就職者数/就職希望者数)

98.1%

(2023年度実績)

卒業後の進路先満足度

94%

(2023年度卒業時調査より引用)

企業などによる
本学卒業生への
評価就職後の

成長力・活躍度

94%

(2024年度就職先調査より引用)

就職後の進路把握率

100%

(2023年度実績)

進路教諭が思う
就職に力を入れている大学

近畿3

大学通信
「大学探しランキング2025」
「就職に力を入れている私立大学」
より引用

公務員合格者数

312

(2023年度実績)

卒業生の社長の人数

1,883

朝日新聞出版『大学ランキング2025』
社長の出身ランキング「社長の出身(全企業)」より

卒業生

インタビュー Interview

写真:越仲真子
Digitalデジタル

今後の社会で必須のスキルを
楽しみながら着実に修得

情報理工学部 情報理工学科 4年次
越仲 真子 Koshinaka Mako

AI(人工知能)や機械学習の授業では実際にプログラムを動かすなど、体験学習を通じて理解が格段に深まりました。データサイエンスも基礎から丁寧に教わり多彩な分析・解析手法を修得。所属する研究室で行うセキュリティの研究では、AIなどを駆使して効率的にデータを収集・分析しています。また、最新のデジタル機器の導入やオンデマンド授業などキャンパスのDX化が進行中。今まで以上に学部や分野の垣根を超えた学びや共創を行いやすくなっていると感じます。

写真:冨田響
Globalグローバル

グローバルな視野が自然と
身に付くキャンパスです

生命科学部 先端生命科学科 4年次
冨田 響 Tomida Hibiki

キャンパスには留学生が多く、日々の交流を通してグローバル意識が自然と養われます。留学機会も豊富で、私は学部独自の短期海外生命科学英語実習に参加しました。タイのカセサート大学に約1カ月留学し、食品に関する研究などを経験。現地の教員・学生と実験や議論を重ねる中で、英語力だけでなく専門知識・技能も向上しました。タイで活躍する卒業生の方々とも交流でき、世界で働く魅力を知ることで学びの意欲も高まりました。

写真:長内里緒
Innovationイノベーション

多様な考え方や
ビジネスの手法を
学び
新たな価値を創造する力を養う

国際関係学部 2年次
長内 里緒 Osanai Rio

チャリティショップを運営する家族の影響で起業に興味を抱き、アントレプレナー育成プログラムに参加しました。多彩な学部の先生が行う授業や、学部の垣根を越えた友人との交流を通して多角的な考え方が身に付きました。積極性も養われ、事業プランを発表する学外のイベントに参加。仲間と協力して大勢の前でプレゼンを行ったことで自信も芽生えました。Innovationラボなどを通じて学外の方々とのつながりも増え、起業の手法やビジネスのアイデアも実践的に学べています。

写真:毛籠勝弘

キラキラした熱中体験で
世界に羽ばたく力を養う

マツダ株式会社 代表取締役社長兼CEO
毛籠 勝弘

Profile
1983年に京都産業大学法学部を卒業し、同年マツダに入社。営業や商品開発、マーケティングなどを担当した。2016年にマツダの米国法人マツダノースアメリカンオペレーションズの社長兼CEOに就任し、北米の販売改革を主導。2023年にマツダの代表取締役社長兼CEOに就任した。

マツダは生産から開発、営業まで全ての部門が広島に集まっています。異なる部門の人々が日々顔を合わせ、違った文化や考え方を学び、議論する。その中で化学反応は起き、新しいアイデアやイノベーションが生まれます。これは、京都産業大学の魅力に通じるものがあると思います。全ての学部が一拠点に集まるキャンパスでは、いろいろなバックグラウンドを持つ人と自然と触れ合え、影響を与え合いながら大きく成長できます。私自身、大学時代に多彩な学部の友人と学修したりスポーツに打ち込んだりすることで、視野が広がり柔軟な姿勢が培えました。
加えて、実学を修めて社会に貢献するという京都産業大学の教えが自身のバックボーンの1つになっています。また、さまざまな学びを通して養えた思考力やセンス、コミュニケーション能力は、仕事を進める上で非常に役立っていると感じます。
若い皆さんにはぜひ、失敗を恐れずいろいろなことに挑戦してほしいと願っています。「体験」は最も強烈なインパクトであり、学生時代の体験は人生の財産になるからです。そして自分が真に熱中できるものを見つけて、一生懸命に取り組んでください。その経験が必ず将来につながっていきます。京都産業大学はそんなキラキラした熱中体験を全力でサポートしてくれます。

写真:金七聖子

挑戦心とつながりが
酒造再建への力になる

松波酒造株式会社 若女将
金七 聖子

Profile
1998年に京都産業大学経営学部を卒業。金沢の酒蔵で3年間勤めた後、地元の能登に戻る。修行を経て、家業の松波酒造株式会社を継いだ。「乾杯で人と人との縁をつなぎたい」との思いで7代目として活躍。人の手が加わる工程を多く残し、季節に寄り添ってつくられる日本酒「大江山」には多くのファンがいる。能登半島地震後は、奥能登の地での酒づくり復活を目指して奮闘している。

能登半島地震の発生から1年。明治元年から続いた酒蔵は倒壊し、現在は更地となっています。震災を通して感じたのは「待っていても助からない。自分たちで動かなければ生きていけない」ということ。1日でも早く酒造りを再開させようと、倒壊した蔵から酒米を救出するために災害レスキューを頼り、さらに、酒造りを続けるために小松市の酒蔵加越に助けを求めました。その他にもたくさんの方々の協力のおかげで、地震発生から間もないタイミングで日本酒の製造や販売を再開できました。
どれだけ苦しくても前を向き続けられたのは、若女将としての責任はもちろん、大学時代に培った「どんな時でも明るく失敗を恐れない」という姿勢があったからです。そして、多彩な学部があるからこそ集まった個性的な仲間と同じ空間を共有した経験も、未来を創造する力になっていると実感しています。また、震災直後は同窓会などを通して京都産業大学の卒業生の皆さまにも本当にたくさん助けていただきました。今や在学中にも増してつながりが濃く、素敵な仲間に出会えたことに改めて深い感謝と誇りを抱いています。
復興はまだ道半ばですが、よりワクワクする、そして、より進化した松波酒造を目指して笑顔で頑張っていきます。

写真:足立美由希

大学で育んだ絆が
卒業後にも強い支えとなる

足立織物株式会社 代表取締役
足立 美由希

Profile
2012年に京都産業大学経済学部を卒業し、足立織物株式会社に入社。営業・広報の業務に打ち込み会社を盛り立てた。2021年に代表取締役に就任。「人を軸にした経営」を掲げ、誰もが働きやすい職場づくりを進めている。また、真空パック技術を生かした宇宙プロジェクトへの参加をはじめ新たな挑戦も果敢に行っている。

起業に興味があり、大学時代は経済学部の学修に加えて法学部の会社法の授業を受けたり、海外でのビジネスを想定して外国語学部の講義で中国語を勉強したりしました。キャリア教育の授業では複数の有名企業を取材しワーク・ライフ・バランスについての知見を深められたのも印象深いです。興味に応じて自由に学べる点が京都産業大学の魅力だと感じます。経営者となった現在も、大学で身に付けた多彩な知識や経済・ビジネスについての考え方が確実に役立っています。何より、大学時代に育んだ絆は心の支えです。会社が大変な時に剣道部の先輩が励ましてくれたことや、寮で一緒に生活した仲間と再会して勇気をもらったことは忘れられません。また、卒業後も「京都産業大学出身」という共通点で新たな人間関係を築きやすいのも、16万人にも上る卒業生を輩出してきた京都産業大学の出身者だからこその強みだと実感しています。
今後も大学での学びも生かしながら、100年企業を目指して「人を軸にした経営」を行い、一緒に働くメンバーがやりがいを持って生き生きと働ける強い組織をつくっていきたいと考えています。そして「さすが足立織物!」と頼られる企業となれるよう、主力商品である非常用圧縮毛布などの防災用品をはじめ、社内外の声を形にするものづくりに社員一丸となって励んでいきます。

写真:北山亘基

自分と向き合い続けた
大学生活で己の軸を
つくり上げた

北海道日本ハムファイターズ 投手
北山 亘基

Profile
2022年に京都産業大学経済学部を卒業し、北海道日本ハムファイターズに入団。1年目は開幕投手に抜擢され、チーム最多の55試合に登板した。年々着実に成長を遂げ、2024年にはプロ初完投初完封勝利を挙げる。さらに「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」に出場する侍ジャパンのメンバーに選出され、4試合に登板し力投した。

京都産業大学は文系・理系全ての学部が1つのキャンパスに集まっているため、多彩な人と交流できました。その中で人間としても格段に成長できたと感じます。他の学部の講義も受講可能で、心理学や運動生理学などプロを目指す上で生かせそうな授業にも積極的に取り組んだのを覚えています。また、体育会クラブの施設が素晴らしく、トレーニングルームから硬式野球部のための人工芝グラウンドや室内練習場まで完備され、野球に全力で打ち込める環境でした。そんな京都産業大学での日々の中で培った「自分と向き合う、自分で考える、繰り返し挑戦し続ける姿勢」は、今でも自分の軸となっています。そして、共に汗を流した野球部の仲間をはじめ、大学で築いた友情は一生の宝物です。1年目に開幕投手を任された際は福岡まで大学時代のチームメイトたちが駆け付けてくれて、本当にうれしかったです。今も応援に来て熱い声援を送ってくれるのが大きな力になっていますし、定期的に集まる際にはたくさんの刺激をもらえています。
プロ野球選手として自分を磨き続け、2024年には日本代表に選出していだたきました。マウンドに立ち、相手の胸元にUSAの文字が見えた時は「憧れの世界に立っている」と改めて実感しました。そして高い技術と精神力を有する選手に囲まれ、世界の代表チームと対戦する中で「自分も負けたくない!」との思いがよりいっそう強くなり、視野も広がったと感じます。今年は先発ローテーションをきっちり守ってチームの勝利に貢献した上で、先発投手としてタイトルを獲得したいと考えています。