地元出身学生が提案!やぶの鯉再生プロジェクト「かえって鯉!!」2年目の活動ではクラウドファンディングでコイ料理製品化を目指す
2024.08.02
京都産業大学経営学部の上元 亘 准教授(専門:サービス・マーケティング)のゼミでは実践的なマーケティング活動に取り組んでいます。上元ゼミの学生が地域活性化を目的として考案した企画「やぶの鯉再生プロジェクト『かえって鯉!!』」を2023年6月に立ち上げ、リサーチなどを開始。その後、地域住民と協力して地元の名物である鯉を使った新メニューを考案し、地域のイベント「やぶもみじまつり」で提供するなどの取り組みを行いました。2年目となる今年は、クラウドファンディングで資金を募り、コイ料理のパウチ製品化に取り組んでいます。
【本件のポイント】
- 兵庫県養父市は、かつて食用鯉の養殖が盛んに行われ、江戸時代から鯉料理が有名であったが、近年は食用鯉の需要低迷により養殖産業が衰退している。
- そこで、上元ゼミに所属している養父市出身のゼミ生を中心に、地域活性化や郷土料理の継承を目的として、2023年6月に「やぶの鯉再生プロジェクト 『かえって鯉!!』」を立ち上げ、地域住民と協力して地元の名物である鯉を使った新メニュー「おにぎらず」と伝統の「鯉こく」を考案した。同年11月には地元のイベント「やぶもみじまつり」にて、合計約340食提供し、好評であった。
- 今年度は新たな鯉料理を試作することで、鯉料理の新たな価値をつくりだし、地域経済の活性化を目指しており、この事業については「養父市クラウドファンディング活用支援補助金」を活用し、事業規模の拡大に向けても取り組んでいる。クラウドファンディングで募った資金は材料費などにあて、養父市のスポンサー企業の製品が返礼品として用意されている。また、今後はそのメニューを地域経済の活性化につなげていく。
リリース日:2024-8-02
クラウドファンディング プロジェクト概要『養父の鯉再生プロジェクト「かえって鯉!!」~新作商品を開発し、鯉文化の復活を!~』
掲載サイト | CAMPFIRE |
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目標金額 | 1,500,000円(1口 5,000円~100,000円) |
プロジェクト種別 | オールイン方式 |
募集期間 | 2024年7月8日 ~ 2024年9月24日 |
支援金の使い道 | 広報/宣伝費、リターン仕入費、パウチ試作・作成費、商品開発費、材料費(鯉、調味料、その他の材料) |
返礼品について | 協力者には養父市の特産品を進呈 |
2023年度活動の様子




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