セルフケア

大学生活では、授業や人間関係、将来のことでストレスを感じることがあります。
それ自体は自然なことですが、心の負担が積もる前に、自分の状態に気づき整えることが大切です。

ここでは、ストレスと上手に付き合い、自分のこころとからだを整えるための「セルフケア」について紹介します。

日常的に「セルフケア」に取り組むことで、ストレスの蓄積を防ぎ、調子を大きく崩す前に自分を守る力が高まります。

ストレスについて

難しい課題やうまくいかないことに対してかかる心理的負荷を「ストレス」と呼んでいます。
心理学では、ストレスを[ストレス要因]と[ストレス反応]の2つに分けて捉えます。

セルフケアの4つのステップ

同じ環境でもストレス要因と感じる人もいれば、感じない人もいるでしょう。ストレス反応も人によって異なります。
自分がストレスを感じやすい要因は何か、またストレス反応として出やすい心身の反応はどんなものかを知ることは、
ストレスに対処するためにとても大切です。
自分にあったセフルケアの方法を身に着けていきましょう!

ステップ1

ストレス要因に気づく

まずは、目を閉じて大きく息を吐き、何が自分のストレス要因になっているか考えてみましょう。
思ったこと、浮かんだことを、紙やスマホのメモに書き出してみましょう。

ステップ2

しんどい状態を認める、受け止める

ストレスを抱えている自分を責めないことが大切です。しんどい状態である自分を認めてあげてください。今、自分がどれだけしんどいか、数字で表してみましょう。

ステップ3

セルフケアの方法をリストにする

ストレスへの対処は、質より量。たくさんのセルフケアの方法をもっておくと、ストレス時にすぐに使えます。もし、効果がなくても、他の方法を選べばいいのです。リストを作るコツは、「自分が楽しめる」「お金がかからない」「時間がかからない」「健康に悪影響がない」などの気軽にできることを選ぶことです。

ステップ4

日常的にセルフケアを実践する

ストレスへの対処は、何となくより、意図的に行うことで効果がアップします。どか喰いなど衝動的な対処は、ストレスの対処になるどころか、さらにストレスの要因になります。心身が少しでもラクになったと感じるまで、リストに挙げたセルフケアをいろいろ試してみましょう。自分に役立つセルフケアのレパートリーを増やしていきましょう!

セルフケアの引き出し

  • セルフケアの一例です。
  • 自分にあったセルフケアの引き出し(レパートリー)を増やしていきましょう!

心身を整える(リラクゼーション)

身体を緩める
  • 手をぎゅっと握ってからパッと開く
  • お風呂にゆっくり浸かる
緊張を和らげる方法
今ここに心を向ける
  • 静かに座り、呼吸のリズムに注意を向ける
"今"に心を向ける方法
五感を使う
  • 好きな香りをかぐ
  • ヒーリングの音楽を聴く

気分転換をする

趣味に没頭する
  • 読書をする、絵を描く
  • 動画を見る
  • カフェ巡りをする
片付ける
  • 部屋や机の中を整理する
  • いらない物を捨てる
身体を軽く動かす
  • 散歩やストレッチ

考え方を変える

白黒思考→バランス思考
  • 試験に落ちた → 自分の弱点がわかった
  • 完璧でないとダメ→できることから始めればOK
  • 冷たくされた... → 相手も疲れていたのかも...
  • 疲れた、もう限界 → 休んだ方がまた動ける
  • いつも失敗ばかり → チャレンジしている証拠
考え方を整える方法

生活リズムを整える

睡眠
  • 就寝、起床時刻を一定にする
  • 寝る前はスマホを控える
  • 朝起きたら太陽の光を浴びる
健康な睡眠10か条
食事
  • 朝食をしっかり食べる
  • 野菜や果物をとる
  • 無理な制限は控える

ストレスから逃げる(逃げ活)

断る
  • 負担が大きいものは断る
気持ちを伝える方法
距離を置く
  • ストレスから一時的に距離を置く
割り切る
  • 体調がよくない時は今日はやらないと割り切る
  • 約束を変更してもらう

問題解決を目指す

感情整理
  • 気持ちを書き出す
  • 泣く、笑うなど素直に表現
気持ちを整える方法
人に頼る
  • 友人家族に話す、協力を求める
  • 先輩、先生、専門家に相談する
全学的な学生支援体制
問題焦点
  • ToDoリスト作成し優先順位を決める
  • 考えるだけでなく実際に行動する

学生がおすすめするセルフケア

毎日の生活の中でできる"ちょっと心が休まる工夫"を、学生のみなさんが実践しているセルフケアとして紹介します。
自分に合った「ほっとする時間」を見つけるきっかけにしてみてください。

私がおススメしたいセルフケアは「アロマテラピー」です。

私は鬱屈とした日々の中で、どうにかしてでも気持ちを楽にしたかった。そして私はふと気づいた。人間は外界からの刺激がないと徐々に気分が落ち込む。それは人間の五感を上手に使っていないからではないかと。
ストレスの緩和という観点から考えると、人間の五感を使ったストレスの緩和は、生理的な反応を利用したものであるから効果は期待できる。
 
このように思案にふけった結果、私がたどり着いたのは嗅覚を利用したアロマテラピーである。思い立ったが吉日、私はすぐに近くのドラッグストアに行って、自分好みの香りがするアロマスティックを買った。店頭には多種多様なアロマステックが並んでいたが、私はキンモクセイの香りがするアロマスティックを選んだ。早速、家に帰り、香りオイルをガラス容器に入れ、スティックをオイルに挿した。1時間も経たないうちに、キンモクセイのくどみのない甘さが漂う。
 
せっかくなので、その場で作業してみて、どのくらいリラックス効果があるのか検証してみた。すると思いのほか机上の作業が進んだので驚いた。ストレスが溜まりやすい作業であったため効果は正直に言うと期待はしていなかった。しかし、ストレスを軽減するという効果を体感することができた。
 
もちろん、効果には個人差があるため、万人受けする方法とは言えないかもしれないが、個人の感想からいうと、五感を刺激するストレス緩和はかなりおススメの方法だ。もし、いろいろとストレスを抱えている人がいたら、是非一度試してほしい。