研究概要
予防医学部門
予防医学部門では、生活習慣や運動機能の改善、疾病の治療法や早期診断法の確立など、健康増進に資する以下の課題に取り組みます。
1.食生活や運動習慣等の生活習慣および健康との関連を栄養疫学的方法により解明する(東)。
2.運動機能障害主徴のサルコペニアやうつ・不安症を含むフレイル検出揮発尿中バイオマーカー新規診断法を確立する(加藤)。
3.関節機能改善に資するヒアルロン酸合成促進技術を確立し、運動機能改善に向けた栄養介入法の検討を行う(板野)。
4.喫煙による発がんリスクの軽減策を実践し、がん進展予防のための薬理学的検討を実施する(東、板野)。
5.消化管・下部尿路疾患の病態を解明し、それらの予防・治療法の開発につなげる(棚橋)。
6.精神疾患とウイルス感染の関連について府立総合医療センターとの共同調査、ウイルス疾患におけるリスク因子としてストレスの影響を検討する(西野)。
感染症対策部門
感染症対策部門では、感染予防と治療法開発につながる基礎研究を進めるとともに、調査研究やコホート研究の成果に基づき、人々の行動変容を促す施策の立案と、感染症のリスク軽減に向けた提言を行います。
1.鳥インフルエンザウイルスの哺乳類に対する感染性と病原性に関与する内部タンパク質の変異と感染症の病原分子に関する研究を行う(津下、高桑、藪田)。
2.高病原性鳥インフルエンザとマダニ媒介感染症の国内(特に京都府)における発生状況と感染経路を京都市衛生環境研究所と共同で調査する(高桑、前田、染谷)。
3.京都大学ゲノム医学センターが構築しているデータを活用して新型コロナウイルス感染症のコホート研究を行い、人の行動様式と感染実態に関する基礎データを分析する(広田)。