感染症分子研究センターについて

鳥インフルエンザ研究センターは、他に類を見ない鳥インフルエンザ専門の特化型の研究機関として、2006(平成18年)10月の開設以来、社会に向けて研究成果を発信し社会の負託に応えてきました。
特に産官学連携においては、国内外の研究機関との共同研究、受託研究等を通して抗菌性、抗ウイルス性の素材や材料等を開発し、鳥インフルエンザウイルスの感染を未然に防ぐことで社会に貢献をしてきました。

鳥インフルエンザ研究センターで重ねてきた研究実績・成果をさらに発展させて、学術界・産業界・地域社会に向けさらには世界へとより一層の貢献を果たしていくために、2018(平成30)年度から鳥インフルエンザ研究センターを発展的に解消して、感染症分子研究センターが設置されました。感染症分子研究センターの主な設置目的は、下記のとおりです。

  1. 鳥インフルエンザウイルスから研究対象を拡大して、広く“感染症”に関する寄生虫、細菌、真菌、ウイルス等の病原体を扱うことで、より広範な研究成果を生み出して社会に貢献していく。
  2. 感染症分子の研究をとうして、予防と治療法開発につながる基礎研究を進めていく。
  3. 研究対象を拡大することにより、より積極的に産業界や他研究機関との共同研究・受託研究等を推進することで、社会の負託に応えていく。
  4. さまざまな感染症に係る正しい知識・予防法などの啓発活動を通して、感染症の拡大を防ぎ、地域社会への貢献を果たしていく。
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