松尾 智晶

MATSUO CHIAKI
共通教育推進機構 准教授
学位
政策・メディア修士
専門分野
キャリア開発、キャリア教育、キャリアカウンセリング、産学連携教育

研究テーマ

キャリア教育、キャリアカウンセリング、キャリア開発

高校生に向けた研究内容の紹介

キャリア教育は個人の人生を「点」でなく「線」や「面」でとらえ、経験と役割の蓄積が本人にとって望ましく豊かで幸福な人生となるための学びです。その実現に必要な、個人と組織・環境との望ましいあり方・関わり方を研究しています。個人の幸福な生き方の総和が、よりよい社会のあり方につながる。キャリアカウンセリング・キャリア開発の知見も活かし、学生・社会人の隔てのない研究・教育を実践しています。

ゼミ/卒業研究の紹介

特別研究について、大学での学びが社会にどう生きるかを、授業運営を通して教育自薦し、研究も継続しています。「スタートアップ・キャリアデザイン」では2回のインタビューと見学型職場体験を通じて、企業の「働く場としての魅力」をレポート発表してもらい大学での学びの焦点化をはかります。「理工系スタートアップ・キャリアデザイン」では「理系の学びと理系人材の社会における活躍事例」を調査報告しています。

プロフィール

生まれも育ちも京都市で(母が出産してくれたのは彼女の実家の滋賀県大津市ですが笑)、茶道師範、博物館学芸員補などの資格をもつ「文系」人材です。大学生時代は、迷ったらアクセルを踏む、というスタンスで『無理かも…』と思うことにも挑戦してきました。今から思えば、若いからこそ・大学生だからこそ出来ることってたくさんあったなあと思います。社会人になってから前半の15年間はビジネス、後半の17年間はアカデミックの世界でお仕事をしています。瞬時に動物と仲良くなる特技があります。

高校生へのメッセージ

高校時代、17歳、18歳のとき、何を考えていたかしら…どのように過ごしていたかしら…と思い返しますと…時代は『バブルでGO!』でしたので、社会がイケイケな雰囲気に包まれ、社会人の皆さんはなんだか自信満々で明るくパワフルでした。そんな中、高校生の私は、どうも自分のことが好きになれなくて、毎日クヨクヨいろんなことをめちゃめちゃ気にしながら、それが周りに伝わらないように頑張って振舞っていたように思います。キャリア教育は「一人一人の社会的・職業的自立」を考え、実践する領域です。よろしければ、一度教室を覗いてみてください。