研究テーマ
①柔道授業における安全生と発達段階に応じた教材開発
②体力・運動能力におけるコントラストの発生要因
②体力・運動能力におけるコントラストの発生要因
高校生に向けた研究内容の紹介
①中学生になって初めて柔道を学習する生徒の安全性の確保や発達段階に応じた系統的なカリキュラムの検討を行っています。具体的には、柔道に関連する「動き」の発生や構造を明らかにして、安全に学習活動が展開できるような教材開発を進めています。
②子どもの体力・運動能力には、「時代差」「地域差」「個人差」が存在します。その発生に影響を与える要因(社会環境や生育環境など)を多角的に検討して、体力向上を図っていく実践的な研究を進めています。
ゼミナール/研究室のテーマ
発達段階に応じた多様な動きの開発
子どもの発達段階に応じた多様な動きの開発を行います。具体的には、体力・運動能力に関する先行研究や文献を多読・精読し、分析や評価の手法を学んだうえで、幼児期・低学年期・中学年期・高学年期など各年齢期に合った多様な動きを開発します。最終的には、汎用性の高い系統的な運動プログラムの構築を目指します。
ゼミ/卒業研究の紹介
「発達段階に応じた多様な動きの開発」をテーマに、幼児期・低学年期・中学年期・高学年期・中学生期など各年齢期に合った多様な動きを検討・開発します。最終的には、汎用性の高い系統的な運動プログラムの構築を目指しています。学生は興味のある年齢期を選択して、その時期の発達特徴について理解を深めて、運動の特性を味わいながら楽しく身体を動かす方法や体力向上の手立てについて理論と実践を往還させながら活動を展開しています。
プロフィール
沖縄県の出身です。中学生の頃に出会った先生にあこがれて教師を目指しました。大学卒業後は、中学校の保健体育教師として約20年間勤務しました。在職中に大学院修士課程へ進学し、その後、大学院博士後期課程で学びました。国立大学、公立大学での勤務を経て2024年4月より現職。趣味はスポーツ観戦。講道館柔道六段。文部科学大臣優秀教員表彰(2012)、沖縄県学校体育研究功労者賞(2017)。
高校生へのメッセージ
健康スポーツ社会学科では、スポーツ・運動・体育および健康に関する専門的な知識を幅広く学ぶことができます。また、基礎的・基本的な内容をしっかり身につけたうえで、興味がある分野を専攻して、より深い研究に挑戦することも可能です。ともに学び続け、未開の大地を力強く開拓していきましょう。