小倉 晃布

OGURA AKINOBU
現代社会学部 健康スポーツ社会学科 准教授
学位
修士(体育学)
専門分野

スポーツ運動学、コーチング学、体育科教育学

研究テーマ

体育教員やスポーツ指導者に求められる専門的指導力の養成プログラムの構築

器械運動の指導方法論に関する研究

高校生に向けた研究内容の紹介

私の専門分野「スポーツ運動学」は,言語化が難しい「コツ」や「カン」といった「感覚」を主観的立場から紐解く学問です。
AI全盛の現代ですが,イチロー選手が「データに縛られず感性を大事に」と語るように,運動の上達には目に見えない「感性」や「感覚」が重要な鍵となります。
こうした主観的な感覚を研究することで,運動上達のヒントや的確な指導法の発見に貢献し,運動が得意・不得意に関わらず誰もが「できた!」と喜べる瞬間を一つでも多く生み出せるよう,日々の研究に取り組んでいます。

ゼミ/卒業研究の紹介

本ゼミでは,スポーツ運動学の理論を実践と結びつけながら学修する活動を重視しています。学生自身がスポーツ現場で抱く「どうしてだろう?」という素朴な疑問を出発点に,その背景にある理論や,スポーツ運動学独自の概念である「動感(キネステーゼ)」との関連性を探究します。日々の気づきや疑問を学問的な視点から深めることで,学生生活の集大成となる卒業研究へと繋げていきます。

プロフィール

大阪府箕面市出身です。大阪教育大学を卒業後,筑波大学大学院に進学し,その後は茨城,神奈川,岡山,北海道と日本各地で仕事をしてきました。40歳を迎える節目の年に地元の関西に戻れることを大変嬉しく思っています。
幼少期から体操競技を続けてきましたが,7年間の北海道生活でゴルフとスキーにハマり,現在の趣味となっています。
京都での生活は初めてです。休日は古都を散策し,日本の素晴らしさを再発見したいと思っています。

高校生へのメッセージ

「学ぶことをやめたら,教えることをやめなければならない」 
サッカー元フランス代表監督ロジェ・ルメール氏の言葉です。
指導者を志すのは正解のない旅に出るようなもので,その出発点となる「問い」を見つける場が大学だと思います。
私も長年「上手くなるためには?」という問いに向き合い続け,未だに正解はなくともその探究が人生を豊かにしてくれました。
今ある問いも出会う問いもすべてがあなたの原動力です。
共に探究の旅を始めましょう!

ゼミナール/研究室のテーマ

運動はできるけれども教えられない…これってどういうこと?


指導者をめざす人の多くが直面する問題です。運動の得意な人は自分で動くことはできるけれども,いざ教える際に「教え方がわからない」と悩むことがあります。教える立場になるにあたり,欠かすことのできない専門的能力とは一体何なのでしょうか?
本研究室では,このような問題について実技と理論の両面から学び,理論と実践が結びつく瞬間の感動を体感してもらいたいと考えています。そして,卒業後は「上達の喜び」を導くプロとして,教育現場などで活躍してもらいたいと願っています。