
石飛 博之
ISHITOBI HIROYUKI
現代社会学部 健康スポーツ社会学科 准教授
- 学位
- 「修士(体育)」,「博士(医学)」
- 専門分野
- 応用健康科学、整形外科学、分子生物学
研究テーマ
健康状態を把握する血中バイオマーカーとしての分泌型microRNAの探索
高校生に向けた研究内容の紹介
日本人の平均寿命は,今後も伸びることが予測され,医療費削減の観点から健康寿命を高めることが求められています。近年,大学生などの若い世代において,肥満などの健康不安が指摘されています。ヒトの体の機能は20歳代でピークを迎えます。そのため,若いうちに体の機能を高めることが将来的に健康を維持する秘訣です。そこで,大学生の生活習慣調査,運動機能の評価,血液中の成分を分析し,健康状態を反映する目印を探すことを試みています。
ゼミナール/研究室のテーマ
運動の原理原則に基づいたスポーツコーチング
運動プログラムやメニューは、スポーツ・指導者・指導対象の違いなどにより無限に考えることができます。では、どのような基準でプログラム作成を行えばよいのでしょうか? この演習では解剖学の観点から「動きを見る目」を養い、運動の原理原則に基づいたスポーツコーチングの習得を目指します。
ゼミ/卒業研究の紹介
本学では私が遺伝子研究に使用できる設備がありませんので,学外の先生と共同研究として遺伝子の研究は進めています。ゼミの時間以外を使用しなくてはなりませんが,こういった研究に参加すれば学外にもパイプができ就職活動に活かすことができます。ゼミ活動内では2025年度から新たにスポーツ指導の実践を行うことを計画しています。これは今企業と合同で計画しているので公にはできませんが,,,この更新を楽しみに待っていてください。
プロフィール
小学校の同級生は9人です。実家の周り1km以内には家は3軒しかありません。親戚のお姉さんはアメリカの軍隊の方と結婚され,実家に挨拶に来られた際,「ここは,本当に日本か?」
と話していました。そんな田舎育ちの私が京都を歩くのは大変です。休日にはよく迷子になりながら飲食店やお寺を巡っています。皆さんも是非,色々なところを探索し,あなたしか知らない京都を見つけてください。そして,私と情報共有をしましょう。
高校生へのメッセージ
京都産業大学法学部を卒業後,筑波大学大学院体育研究科に進学しました。様々な人に出会い,気が付けば遺伝子の研究を志す研究者になっていました。このように私は法学士,体育修士,医学博士と全て学位が違います。専門的な知識を有する人材は社会で必要とされます。一方で領域横断的な視野を有する人材が必要であることは、近年特に協調されています。様々なことにチャレンジし複数の名刺(複数の特徴)を持ってください。あなたは名刺を何枚持っていますか?