寺岡 伸悟

TERAOKA SHINGO
文化学部 文化観光学科 教授
学位
京都大学博士(文学)
専門分野

観光社会学

研究テーマ

観光による地域活性化、食や農と観光の関係

高校生に向けた研究内容の紹介

お祭りなどの伝統文化や、全国津々浦々の食文化、美しい風景を観光で広くPRし、体験してもらうことで、過疎や後継者の問題を解決し、大都市でオーバーツーリズムを起こしている観光客を全国の地方に分散してもらうことができるのではないか、こんなことを考えています。食と農に限らず、音楽やスポーツ、ワーケーション(仕事とバケーションを兼ねる)など、地方の活性化と観光のつながりを研究していきます。とにかく、たくさんの実例を学生さんといっしょに勉強していきます。

ゼミ/卒業研究の紹介

観光で地方を活性化し、地域や日本の困りごとを解決する、という大きな共通の目標をたてて、そのもとでゼミを進めていく予定です。私の得意な分野は、大きな世界的な話よりも、市町村レベルの話になります。3回生では、地方でよく行われている、食文化や農業体験、伝統工芸、歴史的な町並みといった、地域がもともともっている魅力を使った観光まちづくりの事例をたくさん学びながら、自分のとくに関心のある文化項目や地域について徐々に明確にしていきます。4回生では、各自のテーマを中心に、課題解決の提案までを考えた卒業研究を、ゼミ生みんなの協力のもとで進めていきます。

プロフィール

昭和の時代に奈良県で生まれ育ちました。大学・大学院と10年近く京都で過ごしました。その後、熊本県、兵庫県、奈良県などの大学に勤めました。いろんな地方に住むことができ、それが大きな財産になっています。フィールドワークをたくさんしてきたので、いろんな職業の人に知り合いがいます。趣味は、子供の頃から音楽が大好きで、中学生時代には音楽の先生になりたいと思っていました。高校では山歩きのクラブに入っていたりしました。奈良の大学勤務が長かったので、歴史マニアになってしまいました。今も、都会の真ん中より、小さな町や農山村、離島などのほうがやすらぎます。それから野球も好きで、楽天イーグルスを応援しています。

高校生へのメッセージ

今現在の「好き・嫌い」で、自分の「向き・不向き」を決めないでほしい、というのが一番のメッセージです。明日の出会いが明後日からのあなたをすっかり変えてしまうかもしれません。実際、私も含めて、大人はみんなそうした経験をしています。そこで、例えば、月に1回は、あまり興味のない事・場所でも、機会があれば行ってみる、というルールを自分で作るとかしてみたらどうでしょう。つまらなかったら、すぐ帰ってきてもいいわけです。4年後には、自分が大きく変わっているかもしれません。

ゼミナール/研究室のテーマ

観光による地方の活性化、観光まちづくり