前田 尚武

MAEDA NAOTAKE
文化学部 文化観光学科 教授
学位
修士(建築学)(早稲田大学)
専門分野

建築文化、ミュージアム計画

研究テーマ

建築文化のキュレーション、文化観光拠点としてのミュージアム

高校生に向けた研究内容の紹介

建築は、建築家や建築主の思想、技術、地域の歴史や風土が重なって生まれる「文化」です。私は、建築文化の魅力を社会に伝える方法を研究しています。展覧会や建築公開イベントの企画(キュレーション)を行うとともに、文化観光の拠点となるミュージアムのあり方にも注目しています。建築士と学芸員の視点を生かし、国内外のミュージアム計画にも関わりながら、建築文化とミュージアムの未来を探究しています。

ゼミ/卒業研究の紹介

京都は古建築から近現代建築まで名建築が数多く残る、世界でも稀有な「生きた建築博物館」です。本ゼミでは京都の建築や景観をフィールドに調査研究を行い、その魅力を社会に伝える方法を学びます。文献調査や現地調査、関係者へのヒアリングを通して理解を深め、パンフレット制作や建築ツアー、展示企画などにも取り組みます。学生時代に本物の建築に触れる文化的な体験を大切にしています。

プロフィール

趣味は「建築鑑賞」です。小学生の頃、漫画に登場する建築に心を動かされ建築家を志しました。中学の修学旅行で初めて京都を訪れ、日本建築の魅力に出会って以来、名建築を巡ることが楽しみに。大学・大学院で建築を学び、建築や都市開発の設計を経験。その後、美術館で20年以上学芸員/建築士として展覧会の企画や展示デザインに携わりました。現在は、建築文化の魅力を社会に伝える活動や国内外のミュージアム計画に取り組んでいます。

高校生へのメッセージ

大切なことは「クリエイティブに生きる」ということです。大学時代は、人生の多くを占める「仕事」を見つける旅の始まりです。私は「仕事」とは選ぶものではなく、「自分にしかできないことを探し、自ら発明するもの」だと考えています。知的好奇心と創造力を大切に、多様な価値観に触れてください。世界有数の文化観光都市・京都には、食文化、サブカルチャー、伝統文化、アート、建築など多彩な学びがあります。こうした出会いが重なり合うことで、皆さんの人生を豊かにするヒントがきっと見つかるはずです。

ゼミナール/研究室のテーマ

建築文化を核にした文化観光の推進