大石 喜久男
- 学位
- 米国ミネソタ大学食料農学天然資源科学部応用経済学科 博士(Ph.D.)
- 専門分野
農業経済学、農村開発・地方創生
研究テーマ
国際的汎用性がある地方創生モデルの開発、
地方創生を実現するプロセスイノベーション研究(地方リソースの再活性化手法の開発と地方経済活性化)
高校生に向けた研究内容の紹介
人類も地球生態系の一構成員として、生態系のバランスの中で繫栄し、生物的特性に基づく変化(進化)から逃れられません。人類の活動の影響で起こるものも含めどのような変化(進化)が生じるか的確に予見しつつ、必要となる適応の在り方を見極めていくことで人新世も乗り越えられると信じます。地方創生や企業活動も進化論的な事象として分析しています。新企業や新製品の趨勢を論じる際によく進化論が用いられるゆえんです。変化する社会については「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず…」と鴨長明がすでに13世紀に方丈記に記した通り、時代先取の精神が豊な京都の強みを活用し、各地に益する地方創生の研究をしていきたいと思います。
プロフィール
長崎県平戸市の小農家に生まれ、貧乏と悪化する地域格差をなんとかしないと、と村おこしを志向。佐賀大学で農学を学び、アメリカで農業開発を学び学位を取得しました。それから20年ほど途上国、特にアフリカの経済開発プロジェクトに従事し、英仏西語などを駆使してきました。でも、今も帰郷すればバリバリの方言に戻る地元愛が誇りです。途上国の開発協力には日本の知見を活用するかたち上、日本の地方の衰退を為す術なく見るのみでしたが、もはや耐え難く、自分でも何とかできないかと帰国しました。本学の皆さんをはじめとする多くの方々との協働で改善できることを願っています。
高校生へのメッセージ
自分と自分の出自を誇りに、なりたい自分ややりたい活動を実現できるよう、着々と努力し成長する学生時代を楽しんでください。アントレプレナーシップ学環は、その努力と成長を積極サポートします。そのようなビジョンがない?大丈夫、あれこれやっているうちに見えてきます。いろんな考え方に触れ、さまざまな活動のチャンスがあるのが大規模拠点総合大学の強みです。