
研究テーマ
労働および教育に関する実証研究
高校生に向けた研究内容の紹介
小さな教育機会の差は、時間の経過とともに所得格差につながります。また、年齢を重ねるにつれて、就職・結婚・出産・退職などのライフイベントが生じます。行政データや独自に収集したデータなど、利用可能なデータを幅広く活用し、教育、労働や人の時間の使い方といった身近なテーマを研究しています。私の研究活動の目標は、人生の各ステージがどのように連動し、また、公共政策がそれにどのような影響を与えるのかを包括的に分析し、理解を深めることです。
プロフィール
旅行や留学を通じて、世界中の人々は同じような欲求やモチベーションを持っていると感じる一方で、環境によって行動が変わることに気づきました。その経験が、経済学に興味を持つきっかけになりました。
高校生へのメッセージ
人生は一度きりですが、うまくいかないことは誰にでもあります。大学は、失敗と成功を繰り返しながら仲間を作り、自分らしい道を模索し、立ち直る力を身につける場所です。また、経済学は、人々の生活水準を高める学問であると同時に、日常生活のささいな場面でも活かせる便利なツールです。ぜひ、その面白さを実感しながら学んでほしいと思います。