森 佳子

MORI YOSHIKO
経済学部 経済学科 教授
学位
博士(農学)
専門分野

農業経済学、フードシステム論

研究テーマ

フードシステムにおける農業経営の金融・統治構造と持続可能性の実証研究

高校生に向けた研究内容の紹介

私たちの「食」を支える農業経営が持続的に発展するためには、資金調達の仕組みや組織の統治構造が重要な役割を果たします。本研究では、公的金融機関、農協、民間金融機関との関係性(リレーションシップ金融)に注目し、それが経営成果にどのように影響するのかを実証的に分析しています。また、協同組合や社会的連帯経済(SSE)の視点から、効率性と公共性を両立するフードシステムのあり方を探究しています。

ゼミ/卒業研究の紹介

私たちは毎日「食べる」ことで社会とつながっています。その背後には、生産者や食品企業、流通、小売、消費者、政策までを含む大きなフードシステムがあります。本ゼミでは、食品ロス、京野菜ブランド、地産地消、食料価格等をテーマに、経済学の視点から分析します。京都の地域特性を生かしたフィールドワークも行い、教室の学びと現実社会を結びつけることを重視します。身近な「食」の裏側を理論とデータで読み解く面白さを味わいながら、社会の仕組みを考え抜く力は、企業や行政など実社会で役立ちます。

プロフィール

島根県出身です。好きな言葉は「そなえよ、常に」。趣味はラジオ体操、読書、ヨガです。ラジオ体操はほぼ毎日、出張先でも欠かさず続けています。ヨガでは、思うようにできない自分と向き合う時間を楽しんでいます。読書は最近、サブスクを利用することで「目」から「耳」へと広がり、新しいジャンルや著者との出会いが増えました。本の面白さを改めて実感しています。おすすめの一冊があれば、ぜひ教えてください。

高校生へのメッセージ

これからの社会は大きく変わり続けます。だからこそ、自分で考え、自分の目で見て、感じることを大切にしてほしいと思います。大学では、本やデータだけでなく、実際に体験すること、そして何かに夢中になる時間が、皆さんを大きく成長させます。小さな失敗も大歓迎です。その中で、上手に「助けて」と言える力も身につけてください。皆さんの挑戦を、全力で支えます。

ゼミナール/研究室のテーマ

フードシステムの経済学 -生産・流通・消費をつなぐ食の持続可能性-

私たちは毎日「食べる」という行為をしています。しかし、その背後には、生産者、食品企業、流通業者、小売、消費者、そして政策までを含む大きな「フードシステム」が存在しています。本ゼミでは、この食の仕組みを経済学の視点から分析します。
扱うテーマは、食品ロス、地産地消、京野菜ブランド、食料価格、若者の消費行動、食料安全保障など。身近な話題を出発点にしながら、「なぜそうなるのか」「制度や市場の仕組みはどうなっているのか」を、現場に出向き、データと理論で考えます。