【特別展示】小惑星探査機はやぶさ2のたまてばこ~帰還カプセルとリュウグウのかけら~

終了しました。ご来場いただきありがとうございました。
京都府内 唯一! 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の全面協力!
小惑星探査機「はやぶさ2」の帰還カプセルや持ち帰られた実物試料を特別に展示します

【特別展示】小惑星探査機はやぶさ2のたまてばこ~帰還カプセルとリュウグウのかけら~

日時

2022年11月9日(水)-13日(日) [5日間] 10:00~19:00(最終入場18:30)
※13日(日)のみ17:00(最終入場16:30)まで 

場所

神山天文台(京都市北区上賀茂本山)
本学へのアクセスキャンパスマップフリーアクセスマップ
※本学へは公共交通機関をご利用ください。

展示物
  1. 「はやぶさ2」帰還カプセルなど(5点)
  2. リュウグウサンプル観覧セット(1式)
  3. 展示付属品(6点)
  4. その他(オルゲイユ隕石など)
入場

事前予約(先着順)が必要です。入場無料です。
予約フォームより予約してください。

対象 広く一般の方を対象としています(年齢などは定めていません)。
その他

学生食堂を利用できます。
※店舗ごとに営業時間などが異なります(11月13日(日)は食堂は営業していません)。

協力 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)

主な展示物

「はやぶさ2」帰還カプセルの実物、小惑星リュウグウの実物試料などのほか、神山天文台所蔵の「オルゲイユ隕石」も同時公開予定です。
帰還カプセルおよびリュウグウサンプル展示エリアでは、動画・写真問わず、撮影はできません。
画像提供:宇宙航空研究開発機構(JAXA)

展示解説パネル

会場に設置した解説パネルデータを公開します。
※解説パネルの著作権は神山天文台に帰属します。転用、再配布は固くお断りします。

予約について(特別展示・シンポジウム共通)

以下の留意事項をご確認のうえ、同意いただける方はお申込み下さい。

【留意事項】
  • 一度に30名様までお申し込みいただけます。31名以上でのご来場を希望される場合は、事前に神山天文台事務室までご連絡ください。
  • 新型コロナウイルス感染症などの状況により中止となる場合がございます。
  • 会場に来る前に37.5度以上の発熱、咳などの症状がないことを確認してください。
  • 会場では、アルコール消毒、マスクの着用など新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止への協力をお願いします。
  • 観覧中にマスコミ関係者による撮影・取材が入る可能性があります。
  • 観覧中にスタッフがイベントの様子を撮影し、京都産業大学の広報活動(HP、SNS、広報誌等)や活動報告で使用させていただく可能性があります。
  • 提供いただいた個人情報は、本展示の運営に使用します。これ以外の目的には利用しません。(保存期間:特別展示終了後1ヶ月)

【シンポジウム】彗星×小惑星~はやぶさ2の先へ~

京都産業大学神山天文台 特別展示『小惑星探査機はやぶさ2のたまてばこ~帰還カプセルとリュウグウのかけら~』開催を記念して、関連シンポジウム『彗星×小惑星~はやぶさ2の先へ~』を開催します。

日時

2022年11月12日(土) 14:00-16:00(13:30開場)

場所

京都産業大学 神山ホール(京都市北区上賀茂本山)
本学へのアクセスキャンパスマップ
※本学へは公共交通機関をご利用ください。

入場

事前予約(先着順)が必要です。入場無料です。
予約フォームより予約してください。
※シンポジウムは、YouTube京都産業大学神山天文台チャンネルにてライブ配信を予定しています。
オンライン配信をご視聴される方は予約不要です。時間になりましたら配信ページよりご視聴ください。

対象 広く一般の方を対象としています(年齢などは定めていません)。

講演では、小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウに接近して行った全球探査や、帰還カプセルによってリュウグウ表面より地球に持ち帰られたサンプル(かけら)の実験室分析から明らかになったリュウグウの正体について、実際にJAXAの管制室で「はやぶさ2」を見守っていた杉田精司氏からご紹介いただきます。

パネルトークでは、小惑星探査機「はやぶさ2」の結果を受けて将来のJAXAの探査計画がなにを目指そうとしているのか、特に太陽系小天体に焦点を当てて、何が問題で、何が必要なのか?といった点について、小惑星探査のスペシャリストである杉田精司氏、流星・彗星研究のスペシャリストである渡部潤一氏、天文観測機器開発のスペシャリストである池田優二氏をゲストにお迎えし、さまざまな裏話しを交えながら宇宙探査の未来について議論いたします。

タイムテーブル

時間 内容
13:30 開場・受付開始
14:00 学長あいさつ
14:10 【講演】はやぶさ2の全球光学観測とサンプル分析が明らかにしたリュウグウの歴史
講師:杉田 精司 氏
15:00 【パネルトーク】はやぶさ2の先へ
パネラー:渡部 潤一 氏、杉田 精司 氏、池田 優二 氏
司会:河北 秀世
16:00 終了予定

登壇者プロフィール

渡部 潤一 氏
国立天文台 上席教授

福島県生まれ。東京大学大学院、東京大学東京天文台を経て、現在、自然科学研究機構国立天文台教授・副台長、総合研究大学院大学教授、国際天文学連合副会長。理学博士。太陽系小天体、主に彗星の研究の傍ら、講演、執筆、メディア出演など幅広く活躍。国際天文学連合では準惑星という新カテゴリーを誕生させ、冥王星をその座に据えた。著書に「第二の地球が見つかる日」「最新 惑星入門」(朝日新聞出版)等、多数。

杉田 精司 氏
東京大学大学院 理学系研究科 教授

静岡県生まれ。米国ブラウン大学で博士号を取得後、NASA招聘研究員、東京大学准教授などを経て、現在、東京大学大学院理学系研究科教授。専門は惑星科学で、惑星探査や高速衝突実験の手法を用いて、惑星の起源と進化について研究を行っている。特に現在は、はやぶさ2探査機の光学航行カメラの科学主任研究者として、小惑星リュウグウの撮像観測に力を入れている。ほかに、将来の探査のための計測機器開発も行っている。最近はサイクリングにはまっている。

池田 優二 氏
株式会社フォトクロス 代表取締役/
京都産業大学 客員研究員

福岡県生まれ。2002年に東北大学理学研究科天文学専攻博士課程後期修了。理学(博士)。学生時代に携わった天文観測装置開発を通して光学の面白さに目覚め、数年間光学メーカーで経験を積んだ後、2006年に光学技術に特化した機器の開発/コンサルティング会社・フォトコーディングを設立。天文宇宙関係においては、現在までに30を超える天体観測装置や衛星搭載光学系の設計・開発を手がけてきた。次世代を担う若手研究者・技術者の育成にも積極的で、博士研究員の自らの技術を生かした起業支援や、京都産業大学神山天文台の学生、研究員への研究指導にも力を入れている。

河北 秀世
京都産業大学 理学部 教授/
神山天文台長

大阪府生まれ。京都大学にて情報工学を学んだ後、電機メーカーに就職。余暇で研究を始める。その後、群馬県立ぐんま天文台、京都産業大学 理学部講師などを経て、現在は京都産業大学 理学部教授・神山天文台長。主要研究テーマは、彗星物質から探る太陽系の起源、新星爆発における分子・固体微粒子形成など、太陽系を含む星・惑星系の起源について、銀河系における化学進化という観点から研究を行っている。ゼルドビッチ賞(2004年)、第一回地球惑星科学振興西田賞(2015年)などを受賞。

関連イベント

日時 イベント名 会場
2022年9月18日(土)
 13:00~15:00

【地方公開講座】小惑星・彗星・流星 地球に生命をもたらしたもの
※終了しました。

福岡国際会議場
(福岡県福岡市博多区)
2022年11月12日(土)
 14:00~16:00

【シンポジウム】彗星×小惑星~はやぶさ2の先へ~
※終了しました。

京都産業大学 神山ホール
(京都市北区)

お問い合わせ先
京都産業大学 神山天文台
窓口取扱時間:月曜日~金曜日9:00~16:30、土曜日14:00~20:00 ※休館日を除く
Tel.075-705-3001 Fax.075-705-3002
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