神山天文台 10周年記念シンポジウム特設ページ

概要

京都産業大学神山天文台は2020年、開設10周年という節目を迎え、次の10年への一歩を踏み出しました。このことを記念して、シンポジウムを開催します。本シンポジウムでは、小惑星探査機はやぶさ2が地球に帰還する12月6日を前に、太陽系の起源を探るために重要な彗星と小惑星についての講演を行うとともに、神山天文台が目指している宇宙探査についてのトークセッションを行います。なお、昨今の新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンラインにてライブ配信します。

タイトル 京都産業大学 神山天文台 開設10周年記念シンポジウム「彗星×小惑星〜太陽系の起源を探る〜」
日 時 2020年10月17日(土)14:00~18:00
配信先 配信ページ(YouTube)
その他

・オンラインのみで開催します(神山天文台にお越しになられても入館できません)。
・視聴無料。どなたでもご視聴いただけます。
・講師への質問も受け付けています(こちら)。
・チラシはこちら
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・これまでに配信した動画は京都産業大学神山天文台チャンネル(YouTube)から見ていただけます。
※視聴するには、パソコン、スマートフォンなどの機器とインターネットに接続できる環境が必要です。インターネットに接続する料金は視聴者の負担になりますのでご了承ください。


シンポジウム当日はこちらから動画を見ていただけます。

プログラム

京都産業大学 神山天文台 開設10周年記念シンポジウム「彗星×小惑星〜太陽系の起源を探る〜」
時 間 内 容
14:00~14:10 開会
14:10〜15:10 講演1「はやぶさ2の最新成果」
杉田 精司 氏
15:10〜15:20 休憩
15:20〜16:20 講演2「彗星研究の魅力ー予想できないから面白いー」
渡部 潤一 氏
16:20〜16:30 休憩
16:30〜17:45 トークセッション「神山天文台 宇宙(そら)へ」
登壇者:渡部 潤一 氏、杉田 精司 氏、池田 優二 氏、河北 秀世
司会者:脇浜 紀子
 17:45~18:00 質疑応答
 18:00 閉会

詳細

講演

講演1「はやぶさ2の最新成果」

杉田 精司 氏 東京大学大学院 理学系研究科 教授


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講演概要
はやぶさ2は、世界初のC型小惑星への試料回収探査機として2014年に打上げられ、世界初の小惑星への人工衝突実験と2度の試料採取に成功し、2019年末に地球帰還の旅路につきました。海や生命の材料である水や有機物を大量に含むことが期待されるC型小惑星の試料は特に科学的価値が高く、世界中の研究者がはやぶさ2の帰りを待っています。本講演では、はやぶさ2が明らかにした小惑星リュウグウの姿と試料分析への展望を解説します。

講演2「彗星研究の魅力ー予想できないから面白いー」

渡部 潤一 氏 国立天文台 教授・副台長


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講演概要

天文学というと、日食や月食など秒単位で予測ができる現象が思い浮かぶかもしれません。しかし、予測できないこともまだまだたくさんあります。特に太陽系小天体、彗星やその子供である流星群の予測は極めて困難です。ですが、そんな難しさや一期一会の出会いも天文学の面白さの一面でもあります。そんな魅力にとりつかれた人たちが日本には昔からいました。彼らによって明らかにされてきた彗星研究の魅力の一端をご紹介します。

トークセッション

神山天文台 宇宙(そら)へ


トークセッション概要
開設10周年を迎えた京都産業大学 神山天文台が目指す将来ビジョン「神山天文台 宇宙(そら)へ」をテーマに、神山天文台も関わる将来の宇宙探査や、衛星搭載機器の開発について、期待や課題などに対する意見を交わします。

登壇者

渡部 潤一 氏 国立天文台 教授・副台長
杉田 精司 氏 東京大学大学院 理学系研究科 教授
池田 優二 氏 フォトコーディング 代表/京都産業大学 客員研究員
河北 秀世   京都産業大学 理学部 教授・神山天文台長

司会

脇浜 紀子  京都産業大学 現代社会学部 教授

プロフィール

渡部 潤一 氏
国立天文台 教授・副台長

福島県生まれ。東京大学大学院、東京大学東京天文台を経て、現在、自然科学研究機構国立天文台教授・副台長、総合研究大学院大学教授、国際天文学連合副会長。理学博士。太陽系小天体、主に彗星の研究の傍ら、講演、執筆、メディア出演など幅広く活躍。国際天文学連合では準惑星という新カテゴリーを誕生させ、冥王星をその座に据えた。著書に「第二の地球が見つかる日」「最新 惑星入門」(朝日新聞出版)等、多数。
杉田 精司 氏
東京大学大学院 理学系研究科 教授

静岡県生まれ。米国ブラウン大学で博士号を取得後、NASA招聘研究員、東京大学准教授などを経て、現在、東京大学大学院理学系研究科教授。専門は惑星科学で、惑星探査や高速衝突実験の手法を用いて、惑星の起源と進化について研究を行っている。特に現在は、はやぶさ2探査機の光学航行カメラの科学主任研究者として、小惑星リュウグウの撮像観測に力を入れている。ほかに、将来の探査のための計測機器開発も行っている。最近はサイクリングにはまっている。
池田 優二 氏
フォトコーディング 代表/京都産業大学 客員研究員

福岡県生まれ。2002年に東北大学理学研究科天文学専攻博士課程後期修了。理学(博士)。学生時代に携わった天文観測装置開発を通して光学の面白さに目覚め、数年間光学メーカーで経験を積んだ後、2006年に光学技術に特化した機器の開発/コンサルティング会社・フォトコーディングを設立。天文宇宙関係においては、現在までに30を超える天体観測装置や衛星搭載光学系の設計・開発を手がけてきた。次世代を担う若手研究者・技術者の育成にも積極的で、博士研究員の自らの技術を生かした起業支援や、京都産業大学神山天文台の学生、研究員への研究指導にも力を入れている。
河北 秀世
京都産業大学 理学部 教授・神山天文台長

大阪府生まれ。京都大学にて情報工学を学んだ後、電機メーカーに就職。余暇で研究を始める。その後、群馬県立ぐんま天文台、京都産業大学 理学部講師などを経て、現在は京都産業大学 理学部教授・神山天文台長。主要研究テーマは、彗星物質から探る太陽系の起源、新星爆発における分子・固体微粒子形成など、太陽系を含む星・惑星系の起源について、銀河系における化学進化という観点から研究を行っている。ゼルドビッチ賞(2004年)、第一回地球惑星科学振興西田賞(2015年)などを受賞。
脇浜 紀子
京都産業大学 現代社会学部 教授

神戸市出身。読売テレビのアナウンサーとして主に報道・情報番組を担当。1995年の阪神淡路大震災の現場レポートを担当したことがきっかけでメディア研究をスタート。南カリフォルニア大学で修士号、大阪大学で博士号を取得。誰もが情報発信できる時代に望ましいメディアの形とはどんなものか、とりわけ、地域情報や災害情報のための課題、機会、政策のあり方を模索している。編著『メディア・ローカリズムー地域ニュース・地域情報をどう支えるのか』(中央経済社)などがある。趣味はスキューバ・ダイビングで世界中の海を潜っている。
お問い合わせ先
京都産業大学 神山天文台
窓口取扱時間:月曜日~金曜日9:00~16:30、土曜日14:00~20:00 ※休館日を除く
Tel.075-705-3001 Fax.075-705-3002
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