日本模擬国連「JEMUN 2026」は、全国各地の大学約20校の約300名が参加する大会で、参加者が各国の大使(外交官)になりきり、実際の国連の会議や国際会議を模擬する活動です。
日本模擬国連「JEMUN 2026」
https://www.glhjapan.com/university-students.html
国際関係学部ストレフォード教授の引率のもと、今年は22名の国際関係学部生が参加し、チャン ジョシュアヒュチュンさんがDiplomacy Awardを受賞しました。
<参加者のコメント>
チャン ジョシュアヒュチュンさん
今年のテーマは「持続可能な観光開発におけるAIの役割」で、このテーマについて各国の立場から討論を行いました。私はイタリアを担当し、有名な観光都市ではオーバーツーリズムの影響に直面している一方、都市圏外の地方では観光客が十分に訪れていないという課題について発表しました。そして、AIを活用して観光客の流れを予測・分散させる中小企業へのサポートなどで、技術の発展を活かしより持続可能な観光のあり方を紹介しました。一方で、AIの活用によって生じるプライバシー問題やその他の悪影響についても考慮しながら、参加者と協力して決議案を作成しました。
特に難しかったのは、決議案の作成や修正を進める中で、他の担当国の意見をしっかりと聞き、自分の意見も積極的に提案しながら、より多くの国が納得できる決議案を目指すことでした。また、グループ内では英語力に差があったので、メンバーがうまく意見を表現できない時には、日本語と英語の通訳を行いました。全員が気軽に意見を出し、楽しくコミュニケーションできる環境をつくることにも力を入れました。
そして、今回の大会では、参加者の中から選ばれた7名のうちの1名として、Diplomacy Awardを受賞することができました。この賞を受賞できたのは、3日間を通して積極的に他の参加者とコミュニケーションを取り、協力しながら行動できたからだと思います。今回の経験と受賞を誇りに、今後もさまざまな国際問題に目を向けながら、日々の勉強に励んでいきたいと思います。
最後に、私は今年でJEMUNへの参加が2年目となりましたが、始まる前は不安もありました。しかし、3日間を通してさまざまな大学の学生と出会い、一緒に議論したり交流したりすることができ、とても楽しく貴重な経験になりました。
城元 明日香さん
私がこの3日間を通して感じたことは、言語の壁の「無さ」です。
初日にグループのメンバーとの自己紹介が始まった時から、全員がフレンドリーでとても雰囲気が良かったです。私の流暢ではない英語も理解しようとしてくれて、時には他の参加者が訳してくださり、一番不安だった英語力に対する心配がなくなりました。 その後も違うグループの学生と交流し、言語力そのものよりも、相手を理解する気持ちの重要さを実感しました。
そして、実際の決議案を議論する場では、グループメンバーで協力しながら「教育現場でのAI活用のための平等なアクセス」に論点を当てて議論しました。 自分の担当国の現状、背景を踏まえて意見を出すことはとても難しく、なかなか自分の意見を主張する事ができませんでした。 次回は担当国の現状とその要因までリサーチを進めた上で、現実的な提案をすることで会議に貢献したいと思いました。
また、模擬国連でのたくさんの友人との出会いは、ここでしか得られない、かけがえのない繋がりです。国境を超えて様々なルーツを持つ学生と繋がり、共にこの3日間を過ごした時間は一生の宝物になりました。
こうした貴重な繋がりを得られることも、模擬国連の魅力のひとつだと感じました。
新たな価値観や自身の課題など、多くのことを経験することができたこの模擬国連は、今後の学びのモチベーション向上につながる素晴らしい機会でした。
これからも英語を通じて国際問題に対する理解を深めていこうと思います。


