紫野高校他近隣高校との高大連携事業「科学探究講座」を実施 ― 理学部・情報理工学部・生命科学部の多彩な講座と施設見学 ―
2026年7月23日、京都産業大学にて、京都府立紫野高等学校および近隣高校の生徒を対象とした「理工系3学部による高大連携事業 科学探究講座」を実施しました。参加した30名の生徒たちは、理学部、情報理工学部、生命科学部の3学部がそれぞれ開講した専門講座に参加し、大学ならではの学びに触れました。
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理学部では、「宇宙観測で探る動的な銀河の姿」と「マンホールからAIへ 積分幾何学と掛谷問題」の2つの講座を開講しました。
「宇宙観測で探る動的な銀河の姿」では、最新の観測データを用いて、銀河が持つダイナミックな構造や運動について学びました。「マンホールからAIへ 積分幾何学と掛谷問題」では、身近なマンホールの形を題材に、確率のパズルやAI技術にもつながる数学の考え方を学び、高校数学と最先端研究とのつながりを体感しました。
情報理工学部では、「AIの『見分ける力』はどう作られるのか?」をテーマに講座を実施しました。参加者は、画像認識などに活用されるAIがどのように学習し、物事を判別しているのかについて、体験を通じて理解を深めました。
生命科学部では、「石鹸の不思議の化学」と「大学の『生物』の学びに触れてみよう」の2つの講座を開講しました。「石鹸の不思議の化学」では、実験を通して界面活性剤の働きを観察し、化学の基本的な概念について理解を深めました。また、「大学の『生物』の学びに触れてみよう」では、大学生スタッフとともに実験器具やモデル生物に触れながら、「生命科学の玉手箱」と題した体験プログラムに参加し、生命科学の面白さや奥深さを学びました。
講座の終了後には、学内施設の見学ツアーも実施。神山天文台、情報理工学部のファブスペース、生命科学部のクライオ電子顕微鏡を訪問し、京都産業大学の研究・教育環境の充実ぶりを実感していただきました。
アンケートでは、「高校の授業で学んだ内容をさらに深く学ぶことができた」「高校では体験できない実験を通して化学や生命科学への興味が高まった」といった声が寄せられました。また、「銀河や星雲についての理解が深まった」「実際にデータ解析を行い、研究の面白さを体感できた」「身近なマンホールにも高度な数学が用いられていることに驚いた」など、大学ならではの専門的な学びに触れ、その魅力を実感した様子がうかがえました。
施設見学ツアーについても、「望遠鏡と顕微鏡に共通する“見えないものを見る”という研究の面白さを感じた」「研究には精密な技術や高度な理論が必要であることを実感した」といった感想が寄せられました。さらに、「興味のある学部だけでなく他学部の研究設備も見ることができて良い経験になった」「大学選びの参考になった」「新しい価値観に触れることができた」など、大学での学びや研究への理解が深まったという声が多く寄せられ、進路選択や将来の学びを考える貴重な機会となりました。
京都産業大学では、今後も理工系の学びの魅力を広く発信し、高校生の探究心を育む取り組みを積極的に行ってまいります。